授業参観・カリタス総合Day


 3年前から外部の方々に本校の総合教育活動をより深く理解していただこうというねらいで「カリタス総合Day」(1時間は、前年度の低・中・高学年の1クラスの担任が、15分間で一年間の総合の物語を語る授業。その後2時間続きで実際の総合学習を全クラス公開し、授業を参観したり体験していただく授業。)という授業公開を行っています。

 今年度は、その「カリタス総合Day」と「2学期の授業参観」を同時に行うという初の試みをいたしました。この日2校時目は、外部の方々対象で体育館での担任(2年生の伊丹教諭・3年生の城教諭・6年生の齊藤教諭)による「総合の語り」が行われました。中休みを挟んで3・4校時目は、外部の方と本校児童の保護者同時の参観が行われました。小春日和の天気にも恵まれ、校庭でも複数のクラスが児童と保護者が一緒になって総合学習が展開されました。

かわさき陸上競技フェスティバル


 10月21日(土) 等々力陸上競技場で行われた、かわさき陸上競技フェスティバルに、教職員5名、親子競技8組、中学生3名、小学生21名(親子競技含む)が参加してきました!!

 今年は、選手宣誓も任されました。任された3人、立派でしたよ!!

 天気は生憎の雨でしたが、みなさんケガなく、スポーツを楽しむことができました。参加してくださったお父さん、お母さん、ありがとうございました!!来年も、ぜひ参加してください。

 カリタスファミリーの中で、唯一、表彰をされたのが、中学生の大森彩加さんです。一般女子の部で、見事、2位でした。

創立記念の集い


 今日は創立記念の集いがありました。

 全学年が舞台をおうぎ形に囲んで集まりました。

 まず1年生と6年生による「聖マルグリット・デュービルの劇」です。デュービルの精神をみんなで引き継ぐために有志が練習を積み重ねてきました。「最も小さい者の一人にしたのはわたしにしてくれたのことなのである(マタイ25:40)」というみことばをはじめ、デュービルの行いや思いがみんなに伝わったことと思います。

 次に、カリタス小学校設立当初に先生でいらっしゃった岩尾先生からのお話です。戦争当時の生活や思いを聞かせていただきました。食べ物に困ったこと、焼夷弾が降ってきたこと、強盗が増えたこと…、数え切れない苦しみの語り。戦争の苦しみは時が流れるにつれてどんどん歴史の向こうへと遠ざかってしまいます。それをできるかぎり私たちのもとへ引きつけておいてくれるのが、岩尾先生がしてくださったような「語り」のような気がします。そしてその「語り」を私たちの心のもとに繋ぎ止めるのは「戦争をしてはならない」という私たち自身の決意のように思うのです。

 印象的だったのは岩尾先生が戦争についての話をされるとき、子どもたちに対し「こんな話をしてごめんなさい」と言っていたこと。子どもたちの心がかなしくなることを思ってか、そう言葉をかけてくださいました。この「ごめんなさい」の意味を、私たちは引き継いでいかねばなりません。