オタマジャクシ救出作戦!

 学校の裏に、三角池と呼ばれる小さな池があります。そこには、毎年、オタマジャクシが住みつきます。

 そこで、カリタスの春の風物詩、オタマジャクシ救出作戦が今年も始まりました。救出と言っても、子どもたちにとっては、楽しい楽しいオタマジャクシとりです。家から持ってきたアミ、ペットボトル、虫かごなどを使って、池に鈴なりになってオタマジャクシをねらいます。

 ときどき、オタマジャクシと一緒に池で泳ぐ羽目になる子もいるのですが、そんなことにもめげず、真剣にオタマジャクシとりに熱中するのがカリタスの子っぽいです。

 いろんな学年の縦のつながりも、ここでたくさん生まれていきます。

DELF Prim A1 試験実施






 1月半ばから勉強してきたDELFですが、その試験がカリタス小学校を準会場にして実施されました。聞く、読む、書く、話すの4つの能力を2時間かけてテストしました。横浜日仏学院から4名のフランス人面接官が来校、36名の受験生一人一人に面接を行いました。5回実施した土曜会話特訓には8名の外部講師の先生も応援に駆け付けて下さいました。

 先週は、作文特訓もしました。筆記試験を終えて面接を待つ間、子どもたちは互いに問題を出し合ったり、面接ごっこをしたり、最後の最後まで練習を続けました。辞書なしで筆記体で作文が書けたり、初対面の試験官とユーモアも交えて話ができたそうです。面接会場から出てきた一声が「もっと話したかったのに」「あ~、楽しかった」でした。仏語学習でこうした充実感を味わえたこと、点数や合否は別として、一生の思い出になるでしょう。

1年 多摩川探検

 1年生が今年度最後の多摩川探検に出かけました。
 春の薫風がみんなの頬をくすぐります。
 基地づくりをする子、ほとけのざ、ヒメオドリコソウなどを見つけて春の訪れを感じている子、沼でオタマジャクシやザリガニをつかまえる子など、思い思いに時を刻みました。
 寒い冬を越えた河川敷の春の声は確かに聞こえます。
 四季を通してたくさんの動植物に触れた子どもたちは、進級した4月に探検にいく日を今から楽しみにしているのでしょう。