4年生 黒姫宿泊活動 四日目


 昨夜から朝方まで雨が降っていましたが、起きた時にはあがりました。活動開始の9時には晴れ間も見え、今日の1日がスタートです。

 まず、新潟・長野の県境にある苗名滝を見に行きました。苗名滝は日本の百名名滝に選ばれている滝です。駐車場からしばらく川沿いのみちを歩いて行きます。途中には川を渡るいくつか吊り橋があり、そこを渡る時はちょっとドキドキ。でも、マイナスイオンを感じると気持ちがよかったです。「いよいよ苗名滝」という吊り橋に近づくと、なんと!野生の猿の団体さん(100匹以上)に遭遇。「猿の宿泊活動かなぁ?」としばらくその様子をみんなで眺めました。

 滝を見てから予定を変更して、いったん宿に戻りました。そして、昼食を挟みながら、森に落ちていた枝や実、葉を使ってのクラフトに挑戦中、初日に訪れたビジターセンターで参考になる作品を見ていたので、子どもたちはイメージが湧いているみたいです。森から貰った材料で、様々な作品を作り上げていました。子どもたちの発想力はなかなかステキでした。

 夕方から、教会に行きます。帰りに夜空をちょっと眺めて来ようかと思いますが、さて、天気は…。


 夕方から教会に出かけ、宿泊活動が無事に過ごせたことの感謝と、ふり返りを妙高教会で行いました。今年は残念ながら神父様のご都合がつかなかったので、学年ミサの時のように、進行、聖歌の伴奏など、全てを自分たちで進めました。

 イエス様の前で静かな時間をもち、この4日間を1人ひとりふり返りました。そして、仲間とシェアリング。3人の代表の子が発表をしてくれた中には「自然のこと」「自立のこと」「仲間のこと」という3つの目標が入っていて嬉しく思いました。

 夜はナイトハイクの予定でしたが、歩くのはやめ、宿の前で星空を見上げました。あいにく雲が広がっていたので、「満天の…」とはいきませんでしたが、雲の切れ間から満月(中秋の名月)やカシオペア座が見え、子どもたちは見えた瞬間に歓声をあげていました。

 明日は最終日。あっと言う間の4泊5日です。

5年生 黒姫宿泊活動 三日目


 朝7時、天気は今にも降り出しそうな空模様でしたが、全員準備完了。4年生の多くの有志に見送られ全員がバスに分乗して、火打山登山口のある笹ヶ峰に向かいました。

 A=高谷池ヒュッテ

 B=黒沢池ヒュッテ「お庭コース」「お花コース」

の2手に分かれて、ガイドさんと一緒に準備体操。さあ、これからいよいよ登山開始です。登山道を進むにつれて薄日が差す天気になりました。

 およそ6時間かけて、「黒沢池ヒュッテ」の69名は、全員無事に山小屋に到着しました。

 山小屋では、夕食・朝食の配膳も頑張りました。

 カナダ人のご主人「マークさん」とも仲良くなり、夕食後に楽しいひと時を過ごし夜8時消灯就寝。こうして、登山1日目が終了しました。

4年生 黒姫宿泊活動 三日目


 今日は5年生が早くに火打山登山に出かけました。天気があまりよくありませんが、みんな、無事に戻ってくることを待っています。

 4年生は、新しいこの宿泊地である黒姫高原で活動します。歩いて黒姫のスキー場まで登り、そこでリフトに乗車。しばらく、高原の空中散歩です。初めて乗る子も多かったですが、足元に広がる花々を楽しみました。

 リフトを降りてから「望湖台」までゲレンデを登りました。来年の火打山登山のちょっとした練習です。標高差としては200mもないのですが、目の前に迫る登り道に「ふ~」と大きな息をはきながら頑張って登りました。望湖台に着いた時にはちょうど雲が抜け、野尻湖や山々もご挨拶。文字通り「望湖」することができました。

 しばらく景色を眺めた後下山。森の草木の中の細道を下りて行きました。歩きながら「これ昨日の…」「あっ、○○だ」という声が次々聞かれ、昨日のガイドさんの話が頭に残っているのがわかりました。

 下山しながら童話館に寄りました。いろいろな童話や民話に関する展示があり、子どもたちにも、私たちにも懐かしい世界が広がっています。地元信州の民話の中には、この黒姫にまつわるお話もあり、子どもたちは「だから黒姫なんだ」と理解していたようです。岩崎ちひろさんの山荘もあり、中を見学できました。

 それにしても、寒くなってきています。ホテルのあたりでこうですから、きっと5年生の山小屋は…。5年生が無事に山小屋に着いた連絡が入っています。