卒業式

 第48回卒業式がおこなわれました。晴天の空が110名の門出を祝ってくれているかのような式典です。校長先生から一人ずつ証書が手渡され、在校生との「旅立ちの日に」を歌い上げたカリタスらしい温もりのあるひとときでした。「仕える人」となった6年生は希望に胸を膨らませています。

5年 にこにこ勉強会

 学年末、1年間の算数をふり返って、苦手なところを克服する「にこにこ勉強会」が開催されました。この勉強会は、放課後に残って勉強したいという子どもたちを集めて、自分の持ってきた課題、先生に聞きたい問題、苦手な分野の問題を、先生がそばにいる環境で解き直してみるといった、自発的な勉強タイムです。途中、教員から、学年全体として苦手意識の見えた割合の問題を2問出題し、全員で考えていくミニ授業タイムもあります。5年生を修了する子どもたち。その年の学習はできる限りその年にマスターを目標に、こつこつと学習に取り組む子どもたちの姿がありました。

きらきら星チャリティ

 震災から5年が経ちました。が、被災されて福島から東京に避難している方たちがまだたくさんいらっしゃって、不安で不自由な生活を続けておられます。歌声を届けることで、その方たちに少しでも元気になっていただきたいと、3月6日、四ッ谷のニコラ・バレ修道院で行われた「祈りの集い」に、4,5,6年生有志の人たちが参加しました。この集いは、田園調布雙葉の高校3年生のみなさんが企画、運営していて、3年前からカリタス小学校の児童も一緒に参加させていただいています。マーガレットクラブ、合唱クラブ、聖歌隊、それから、歌が好きでこのボランティアの趣旨に賛同してくれた人たちが集まってくれました。昨年卒業した中学生のお姉さんも二人、応援に来てくれました。みんなで毎日少しずつ集まって歌の準備をしました。

 当日子どもたちは、祈りを捧げ、カリタス中学校のお姉さんや田園調布雙葉高校3年生のお姉さんたちと一緒に、被災地や被災者の方たちに思いをよせて精一杯歌ってきました。「歌うことで皆さんが笑顔になっていただけて嬉しい」、「心を通わせることができたと思う」「これからも震災のことを忘れない」「お祈りすることなど毎日できることを続けたい」と、感想に書いていました。神さま、これからも被害にあった多くの方々が、一日、一日希望を持って、笑顔で元気に過ごしていくことができますように。

演奏曲目
「私をお使いください~マザーテレサの祈り」
「神さまといつもいっしょ」 (手話歌)
「花の冠」