6年生 社会科見学

水曜日は雨に降られることもなく、社会科見学に出かけることができました。東京都埋蔵文化財センターでは主に縄文時代の学習を行ってきました。

約1万2千年もの間、豊かな自然を利用し、協力して暮らしていた縄文人。縄文→弥生→古墳時代まで学んだあとに、改めて縄文時代のことを振り返ると、「土偶」に象徴される独自の「精神世界」に畏敬の念がわきます。必要最小限しか持たず、日々の暮らしの安定を願っていたことが想像できます。

また、遠くの人々と交易をし、高度な生活の知恵を身につけていたことにも驚かされました。再現されたたて穴住居の中では、火焚きされていました。中に入ってみると、とても温かく、また少し煙のにおいがしました。

見学のあとは、庭園「縄文の村」でお弁当を食べました。縄文人が暮らしていた場所で、元気に鬼ごっこする6年生たち。数千年の時を経て、縄文人とコラボレーションしたひとときでした。