「絵本とコラボ給食」③

「絵本とコラボ給食」3回目です。今回紹介する本は、『うどんやのたあちゃん』です。たあちゃんの家は、うどん屋をしています。ある日、見慣れない男の子「こんた」が現れて、「たあちゃんの家のうどんを一度食べてみたい」とお願いされます。「こんた」にきつねうどんをごちそうすると、「こんた」は、お礼にたあちゃんを自分の家に招待してくれます。しかし、「こんた」の家は、商店街のすみっこにある、お稲荷様さまの「ほこら」の中だったのです。不思議な世界へいざなってくれるファンタジー作品です。

今回の給食では、絵本と同じきつねうどんが登場しました。大きめの油揚げを給食室で甘く煮付けました。教室でどんぶりにうどん、スープ、油揚げをのせてきつねうどんの完成です。油揚げはお豆腐を薄く切って揚げたものです。からだを作るための、たんぱく質がたくさん含まれています。きつねうどんは、子どもたちは大好きなメニューの1つです。

1年生 300kgの粘土で思いっきり遊びました!

11月になり、冷たい風が吹き始め、少し体を動かしたくなる季節となりました。そんな中、1年生は図工の授業で、沢山の粘土を使って遊びました。

造形室に入ると、目の前で待ち受けていたのは、約300キロにもなる、粘土のブロックの山。今まで見たことのない量の粘土に、子どもたちは驚きを隠せない様子でした。

粘土で円の形の線路をつくり、「さんぽ」の曲に合わせて粘土の上を歩いてみたり、丸めてロールケーキのような形をつくり、思いっきり下に叩きつけてみたり…。粘土の感覚を全身で味わいました。
「アイスクリーム作ったよー!」「まーるく広げてピザをつくってみよう!」と想像力豊かな作品が次々に生まれていきました。

大きな粘土で楽しむ1年生の姿を見ることができただけでなく、最初は粘土を触ることを躊躇していた子が、だんだんと触れ始め、自分の表現したいことを表そうとする姿に感動しました。

「絵本とコラボ給食」②

「絵本とコラボ給食」2回目です。紹介する本は、『ナミチカのきのこがり』です。

おじいちゃんと一緒に初めてのきのこがりに出かけたナミチカは、食べられるキノコを探しているうちに、ふしぎな赤いキノコたちと出会います。一緒におどったり、鬼ごっこをしたりしているうちに、気がつくと森の中で迷子になっていました。いったいどうなってしまうのでしょう?

この日の給食では、最後の場面で出てくるおばあちゃんが作ってくれた「きのこのクリームスープ」がメニューで登場しました。給食のスープには“エリンギ・しめじ・マッシュルーム”の3種類のきのこが入っています。きのこはおなかの調子を良くしてくれたり、骨を強くする手助けをしてくれたりします。絵本のストーリーを想像しながら、スープを味わいました。