待降節の集い

12月1日から待降節の第一主日に入りました。

カリタス小学校では、待降節の集いが行われました。学園チャプレンの保久神父様からは、聖書の「目を覚ましていなさい」という言葉より、待降節の意味についてお話をいただきました。

「クリスマスは、イルミネーションやケーキ、プレゼントを楽しむ日だけではありません。その本当の意味は、神が私たちを深く愛してくださり、その愛の証としてイエス様がこの世に誕生されたことに感謝し、お祝いすることです。待降節は、その日を迎えるための心の準備をする大切な期間です。その心の準備とは、単に自分のために心を整えるだけではなく、「目を覚ましていなさい」という聖書の言葉のように、心の目を開き、自分の周りに目を向けることです。家族や友人、先生、周囲の方々に感謝し、自分がその方々のためにできることを考え、行動してみましょう。「イエス様ならどうするだろう?」と考えながら行動することで、他者への感謝の気持ちが芽生え、他者の喜びが自分の喜びになることを実感できるはずです。それこそが、イエス様にとって最高のプレゼントであり、私たちが目を覚まして迎えるべきクリスマスの姿です。」~保久神父様~

神父様の話を聞き、待降節の間に、クラスや友だちのために自分が取り組みたい“行い”を考え、アドベント・プラクティスのカードに書きました。

聖歌隊の澄んだ歌声とハンドベルの優しい音色が美しく響き渡り、全校児童が静かに心を落ち着け、主の降誕を待つための心の準備をすることができました。

5年1組総合「世界の食の平和~バングラデシュ料理作り」

ESA(アジア教育支援の会)の辻さんをお招きして、子どもたちの念願だったお料理を教えていただき、一緒に作りました。
自分たちがしおむすび募金を送って支援しているバングラデシュの子どもたちが普段食べている料理、キチュリとチャパティを作りました。

キチュリはカレー風味の豆と米のお粥で、チャパティは小麦粉を丸く薄くのばして焼いたナンのようなパンです。お鍋で玉葱を炒めてお米と豆を入れ、キチュリをぐつぐつ煮込んでいる間に、チャパティの生地をこねてしばらくねかせました。それを手と麺棒でのばして、フライパンでかるく焦げ目がつくまで両面あぶり、最後は直火にあてて、ぷうっと膨らませるのです。うまくできた子どもたちから歓声があがっていました。
キチュリの味付けはクミン、コリアンダー、ターメリックなどのスパイスをミックスしました。
とても楽しく、そして美味しくできあがりました。作るのも手際よくがんばっていましたが、片付けまできれいにできたことも良かったです。

レシピをいただいて、みんな「お家でもチャレンジしてみたい!」と言っていました。先生方も試食してくださいました。「美味しい」「辛みが大人の味だった」「スパイスが効いている」と大変好評でした。

これから、食品サンプルとしてもキチュリとチャパティを表現したいと思っています。
辻さんと一緒にランチルームで給食をいただき、色々お話をすることもできました。辻さんにはこんな素敵な時間を作っていただいて感謝の気持ちでいっぱいです。待降節の始まりはとても良い時間になりました。

「6年生の考えた献立」①

6年生は家庭科の授業で1食分の献立を考える学習をしました。今年度は、給食の献立を考えました。はじめに、栄養教諭の先生に、給食のメニューを考える時のポイントを教えてもらいました。栄養バランスを考えるだけでなく、旬の食材を取り入れたり、食器や食缶の数にも考慮したりして献立を決めていることを知りました。グループに分かれて献立を考え、アピールポイントなどを発表して、クラスで一つ選びました。

12月3日はその第1回目です。6年3組の考えた献立が実際に給食として出ました。おすすめのポイントは、いろいろな国の料理が楽しめるところです。イタリアのミートソースペンネ、メキシコのカリカリベーコンのシーザーサラダ、フランスのオニオンスープ、デザートは、プリンタルトでした。外国の文化を感じながら、楽しい給食の時間になりました。

今月は、あと2回6年生の考えた献立が出てきます。ほかのクラスの考えた給食も楽しみに待っていてください!