1年生 秋祭りに向けて~その2~

 今回は、子どもたちが準備している各クラスの「お店屋さん」の紹介です。制作している作品は全て、直接お店やさんに関わるもの、ゲームに参加した景品として渡すものです。

 1組は「コロコロレース」「射的」、2組は「洋服屋さん」「輪投げ屋さん」、3組は「くじ屋さん」「忍者ごっこ屋さん」です。

 景品として渡す紙粘土工作は、1組がマグネット、2組が動物の小物入れ、3組が出店の食べ物作りを予定していて、早速2組が、動物の小物入れを作りました。こちらも景品となる、傘袋ロケットは、傘袋にポスターカラーで絵を描き膨らまして使います。ポスターカラーの発色の良さ、のびやかさが楽しくて、子どもたちは夢中になって絵を描いていました。3組さんは発泡スチロールを使って、ネックレスを作りました。軽くて可愛くて簡単ではありますが、6年生の分も作るので大変です。

 今週はどの時間も「総合」の授業が行われていて、いよいよ秋祭りの雰囲気が高まってきました。休み時間も制作を進めています。

 さて、食べ物のお店は、毎年「カリタス父親の会」の皆様にご協力を頂き、フランクフルト、菓子パン、駄菓子を準備しています。お父様方も子どもたちとの触れ合いをいつも楽しみにして下さっています。その他にも力仕事を全て引き受けて下さり、頼もしい存在です。

 子どもも、教師も、保護者も、父親の会の皆様も、この日を心待ちにしています。

1年生 秋祭りに向けて~その1~

 1年生は9月末に「秋祭り」を行うため、現在、その準備に大忙しです。今回は「うちわ」の制作についてお伝えします。

 7月に初めて、マーブリングの練習をしました。幼稚園での経験があった子どもも数名いましたが、ほとんどが初めてでした。水に浮かべた小さな紙に、マーブリング絵の具をポトンと落とすと、水の上をスーッと絵の具が広がる光景を見て、「うわあ、綺麗」と歓声をあげていた子どもたち。割り箸ペンで水面に模様を描き、紙に写し取りました。夏休み明けて早々に、今度は本番としてマーブリングを行いました。今度はうちわです。このうちわは、秋祭りに使用する物で、一緒に参加してくれるペアの6年生の分も楽しみながら制作しました。

 後日、完成したうちわに模様をつける作業を、ペアの6年生と一緒に行いました。久しぶりにお兄さんお姉さんに会えると、1年生は大喜びでした。短い時間でしたが、消しゴムスタンプや、型抜きしたところに絵の具をつけて模様を描くなど、6年生に協力してもらいながら、うちわを完成させることができました。

1年図工 ひまわりの絵

 図工では「考えることでアイディアを創り出し、ひらめき脳を作る」ことを大事にしています。子どもたちは上手下手を意識しますが、図工は想像を楽しむ教科なので「こうしてみたい」という思いを表現できれば、どの作品も素晴らしいのです。

 今回は初めて絵の具を使って、総合で育てた「ひまわり」を描いてみました。花壇のひまわりの全盛期は夏休みで、現在は枯れかけています。でも夏休み、お日様の方を向いてぐんと伸びていたひまわりを、動物当番に来ていた子どもたちはその都度観察しています。写真を見せたり、外に出て手触りを感じたりしながら、「元気に育つひまわり」を描いてみました。子どもたちと約束したことは1つだけ。「筆を下から上に動かしてひまわりの生長と同じように描くこと」です。大きな模造紙に立って描きました。下から描くので紙が足りなくなる子どももいて、付け足して描いていきました。色も自分で作り、また重ね塗りもできました。オープンスペースに飾った翌日、登校してきた子どもたちが「うわあ、ひまわりのお花畑にいるみたい」と感想を口々に述べていました。紙の大きさにとらわれない、ダイナミックな作品作りができました。