1年図工 ひまわりの絵

 図工では「考えることでアイディアを創り出し、ひらめき脳を作る」ことを大事にしています。子どもたちは上手下手を意識しますが、図工は想像を楽しむ教科なので「こうしてみたい」という思いを表現できれば、どの作品も素晴らしいのです。

 今回は初めて絵の具を使って、総合で育てた「ひまわり」を描いてみました。花壇のひまわりの全盛期は夏休みで、現在は枯れかけています。でも夏休み、お日様の方を向いてぐんと伸びていたひまわりを、動物当番に来ていた子どもたちはその都度観察しています。写真を見せたり、外に出て手触りを感じたりしながら、「元気に育つひまわり」を描いてみました。子どもたちと約束したことは1つだけ。「筆を下から上に動かしてひまわりの生長と同じように描くこと」です。大きな模造紙に立って描きました。下から描くので紙が足りなくなる子どももいて、付け足して描いていきました。色も自分で作り、また重ね塗りもできました。オープンスペースに飾った翌日、登校してきた子どもたちが「うわあ、ひまわりのお花畑にいるみたい」と感想を口々に述べていました。紙の大きさにとらわれない、ダイナミックな作品作りができました。

1年生 第4回多摩川探検

 13日(木)、朝から気持ちの良い青空が、雲の合間から顔を覗かせていました。子どもたちは嬉しそうに虫取り網や籠を持って登校してきました。今日は2学期最初の多摩川探検です。7月に多摩川に行ったときは、とても暑くて、活動を早めに切り上げて学校に戻ってきました。今日は心地よい秋風を感じられる、活動にはぴったりの日になりました。

 子どもたちは思い思いの活動を始めました。4回目ともなると準備も万端で、家庭からダンボールやガムテープを持参する子どもも出てきました。ダンボールは秘密基地作りのために使われていましたが、少し飽きてきたら草滑りの道具に早変わりです。人気の沼は、細い道に行列ができるほどでした。お父さん先生が深いところまで入って、網で沢山の小魚やエビを捕まえて下さり、子どもたちに見せてくれます。欲張って何匹ももらう子どももいました。中には自分も沼に入り、持ってきた長靴にたっぷりと沼の水が入るこどももいましたが、そんなことは全く気にすることもなく、魚やエビを捕るのを楽しんでいました。

 花摘みをしたり、バッタやカマキリをつかまえたり。テントウムシもカタツムリもたくさんの種類の虫たちに会いました。木登りだけでなく、簡易のブランコも作り、それに乗って楽しむ子どもも見受けられました。

 多摩川の自然を思う存分味わってきました。くるみも落ちている物や、木を揺すったりして少し持ち帰りました。さあ、どのように使っていこうかな。次回は木の実がたくさん落ちているでしょう。それを拾ったり使ったりして子どもたちがどのような活動を展開していくか、楽しみです。たくさんの保護者の皆様に学習参加していただき、ありがとうございました。

1年図工 指絵の具で遊ぼう

 皆さんは、絵の具の感触を思う存分味わったことがありますか?なかなかそのような体験をすることはないでしょう。絵の具を初めて使う1年生にはまず、その感触を全身で味わってもらうことにしました。自分を解き放つ一つの手段になってくれたらと思いました。

 大きなパレットに、白、黄、青、赤の4色の絵の具を順にのせていきます。白の絵の具を入れると「ヨーグルトみたいでおいしそう」「トロンとしてる」と口々に話し始めました。まずは指でそっと触る子どももいましたが、あっという間に足で絵の具をぐちゃぐちゃにし始めました。手も足ももう真っ白。歓声をあげながらあっという間に、顔まで真っ白になりました。この後はご想像の通り、黄、青、赤を全身につけていきました。髪の毛まで絵の具でバリバリです。でも、写真で見る子どもたちの笑顔は最高です。こんなに活動を楽しんだのだから、後片付けも皆で協力して行うことができました。足跡だらけの床も、元通りピカピカにしました。帰宅してからこの絵の具遊びのことを、夢中になって話す子どもが多かったようです。