1年図工 人物クロッキー

 今年度の図工科では「人物を描こう」をテーマに活動を展開しています。その先駆けとして1年生で「人物クロッキー」に挑戦してみることにしました。今まで「運動会で踊っている自分」を短冊の貼り合わせで表現してきましたが、どうしても直線的で固いイメージがあり、それとは違う手法で描けることや、人物を「骨組みから描き、肉付けしていく手法」が子どもたちにも、苦手意識なくスムーズに取り組めると考えたからです。

 まずはグループでラシャ紙にイメージ画を描きました。色はこちらで4色準備しました。大地のイメージで黄土色とペールオレンジ、風や空気のイメージで黄色や黄緑に白を混ぜ調合しました。ハケや筆で約束を決めて描きました。これも1年生には初めての経験でした。その後、グループでモデルの順番を決め、運動会で踊った曲に乗せて友達を描きました。ねかせるクレヨンでおへそから描きました。体のバランスがとりやすいからです。描いた友達を一人決め、その作品を切り取り、グループで作ったイメージ画に貼り付けました。どんな場面で、友達とどんな話をしているのか、グループ内で話をし、足りない生き物や植物を描き足しました。

 今回、この授業はカリタスの全教員に公開し、研究会としてその後、子ども達の様子や授業展開について話し合われました。先生方に子どもたちのたくさんの呟きを拾って頂き、子ども理解に繋がる貴重な時間となりました。

1年生 動物が来た!

 4月の移動動物園でたくさんの動物に触れあった子どもたちは、「動物のお父さんお母さんになりたい」という強い希望を持っていました。入学したてで、自分の事を優先してきた4月と違い、5月、6月にかけてしっかりと自分の事ができるようになった1年生。動物を飼いたいという気持ちも、少しずつ高まり、どんな動物を飼うか相談してきました。今年はどのクラスも羊を飼うことが決まり、校長先生にも許可を頂き、この日を迎えました。

 トラックから降りてくる羊を、今か今かと待ち構える子どもたち。出てきた羊たちを見て「可愛い」を連発していました。3月生まれの女の子。1組が黒い子、2組が白い子です。3組の羊は、1週間遅れで到着しました。到着したらすぐに走り出そうとするおてんば娘のようです。

 動物当番が始まり、毎日奮闘しています。1年生がどんなお父さん、お母さんになるのか、その過程を引き続きブログでお伝えしていきます。

1・2年生 運動会予行

 1、2年生の「一人ぼっちの羊飼い」の演技は、両手にボンボンを持ち、隊形を一人ひとりが素早く考えながら変化していくことが出来ていました。2年生は1年生と腕を組んでスキップしたり飛行機のように足を上げバランスをとったりとみんな力を合わせながら頑張りました。11時近くで雨が降ってきたので、終了となりましたが、50m走も玉入れも各色優勝する気力で当日を迎えることでしょう。