1年生 動物当番が始まったよ

 6月16日に仲間入りした動物たちのお世話が翌日から始まりました。各クラス6~7名ずつが交代で、小屋掃除を行います。朝、小屋に入ると動物たちの糞や尿のにおいがします。「くさい、くさい」と言いながらも、「先生、何をすればいいですか?」と意欲満々です。小屋の中にある、簀子、餌箱、バケツを出して、糞や藁を掃きます。水をまき、床をゴシゴシ洗った後は、水をワイパーでかき出します。使った道具も全て子ども達が洗います。これだけ大変な仕事も、かわいい動物たちのためと頑張って行う子ども達の顔は真剣です。新しい水や餌を準備し、喜んで食べる3匹の羊と山羊を見て、ようやく子ども達もホッとしてにっこり笑顔を見せてくれます。頑張った甲斐がありますね。掃除の後は、思う存分、動物と触れ合います。この時間を何より子ども達は楽しみにしています。

1年生図工 クレヨンを使って

 いつも身近にあるクレヨンも、色々な使い方を知っていれば世界が広がります。そんな楽しさを味わってもらうため、1年生ではクレヨンの指導を毎年行います。濃淡を付けて描くことやクレヨンをねかせて描くこともその1つ。このような手法を学ぶため、蚊と蚊取り線香のストーリー仕立てで授業を組み立てました。蚊取り線香に見立てた「ぐるぐる描き」、その蚊取り線香の効果が発揮され、今にも息絶えそうな蚊。それを各自が考え表現しました。クレヨンをねかせて「下から上に向かって」描いたとき、あまりの美しさに子どもから「うわあ、綺麗」という声も挙がりました。
 学習の最後に模様を描き、色塗りをしました。隣の部屋は別の色、別の塗り方になるよう、1年生なりに考え、色を付けていきました。完成した個々の作品も美しいですが、全体で眺めると、どこの芸術家の作品かと勘違いしてしまいそうなくらいです。

1年生 動物が来た

 4月の移動動物園でたくさんの動物に触れあった子ども達は、「動物のお父さんお母さんになりたい」という強い希望を持っていました。入学したてで、自分の事を優先してきた4月と違い、5月、6月にかけてしっかりと自分の事ができるようになった1年生。動物を飼いたいという気持ちも、少しずつ高まり、どんな動物を飼うか相談してきました。1組が羊、2組が山羊、3組が羊を飼うことが決まり、校長先生にも許可を頂き、今日を迎えました。
 子ども達は羊と山羊に会うと「可愛い」を連発。本当に小さくて可愛いのです。首輪も準備していたのですが、サイズが大きすぎてすっぽり抜けてしまいました。慣れないリードに山羊も羊も困惑していましたが、無事に小屋に入ることができました。
 明日から動物当番が始まります。奮闘ぶりが目に浮かびます。どんなお父さん、お母さんになれたのか、またブログでお伝えしていきます。