4年 水車に思わず「がんばれー!」

 『水車を回して、水車を通して昔のくらしを伝えたい。』
 この想いを叶えるために、“まずは水車を造ろう”へ準備を整えています。“まずは”と言っても、大変難しい作業を伴うのですが、挑戦!です。
 秋にもかかわらず、プールを購入。「こんな大きさでこの値段だったよ」と、何人も調べてきました。水中ポンプは、子どもの岡山県にいらっしゃるおじいさまがお持ちのものを送ってくださることに。こうした行動力が総合を組み立てていきます。協力くださるご家庭の力にも感謝です。

 今日は、いよいよ実験のとき。クラス全員で造ったものではないのですが、ちょうどよいサイズの水車で実験。夏休みにお家の方にも協力をいただきながら完成した、約65cmの水車です。

 蛇口をひねります。勢いよく流れ出る水!

 カタカタカタ…コトコトコトコト…回り始めた水車に一同、「おー!」自然と拍手に包まれます。

 プールの中に入った友だちにタオルを渡す姿も、こういうときには必ず生まれたりします。その後は、回り続ける水車に、「がんばれー!」という応援の声も自然と生まれていました。

 これぞ、働き続ける水車の魅力!かもしれません。

 挑戦は、実はこれから。先人たちの知恵に、今後も挑み続けます。

4年宿泊五日目

最終日の今日は、「思いやりのリレー」部屋をお掃除する日です。

シーツの端と端を合わせて…
枕は布団の上にふわっと…
この壁も拭こう!
会うことはないけれど、次に来る人のことを考えて、心を込めて、力を合わせて、掃除しました。

その後は、5日目を共にした班で思い出を分かち合います。「あー!私も思った!」と、友達へ共感する声が聞こえてきます。
そして遂に、閉校式を迎えました。

山、川、野原、サル、トンボにバッタ…大自然に囲まれた妙高で、たくさんの友達と、過ごした初めての四泊五日の宿泊活動は、子どもたちを一回りも二回りも成長させてくれました。帰り道は熟睡のバス車内。この心地良い疲れも、神様のお恵みがあってこそ得られたものです。

月曜日からは冬制服に袖を通し、心あらたに、学校生活に戻っていきます。

4年宿泊四日目

 四年生の妙高宿泊も、いよいよ4日目。朝焼けが迎えてくれました。

 午前中はゴンドラに乗りブナ林へ行きました。2日目のハイキングでガイドさんから聞いたお話を思い出しながら、歩きます。ブナの森は、ふわふわの地面に秘密があるようで、踏みしめながら歩きました。

 近くにはミニアスレチックもあり、ハンモックでゆーらゆら、ターザンロープで「やっほー!」と、楽しみました。

 どっしりとした重みのある陶器に入った、お待ちかねの釜めしをいただいたあとは、教会でミサに与ります。木に包まれた聖堂に響く歌声は、妙高で与るミサならではの心地よさがありました。

 明日はいよいよ帰路へ!思いやりのリレーで、部屋をきれいに片付けます。