6年生にLFIT生(フランス人学校)25名来校

 12月からビデオやカード交換をしてきたLFIT(フランス東京国際学園)で日本語を学ぶ11~12歳の生徒25名が、カリタス小学校に遊びに来ました。

 国籍も、フランスだけでなくカナダ、ベルギー、ドイツ、ガーナと様々。肌の色も、目の色も、髪の毛も色々。最初は戸惑っていましたが、算数・フランス語・習字の授業を日本語・英語・フランス語で受け、体育館で遊ぶうちにすっかり仲良くなりました。

 多目的ホールでの交流会では、LFITが学校紹介を日本語で行い、「赤ずきん」を日仏共演しました。最後は、「It’s a small world」を日英仏語で合唱しました。

 3月末には、6年生15名がLFITを訪問して、一日一緒に過ごします。

仏検5級合格証書授与

 今年は6年生36名が、秋季仏検5級に見事合格しました。終業式に校長先生から合格証書を受け取りました。大学生や大人が受ける資格試験ですが、小学校のフランス語学習の集大成と考えて挑戦しました。3月末に実施されるDELF Prim A1に向けて、勉強を始めた子どもたちもいます。こうした資格試験を受ける受けないに関係なく、「なんとなく歌って、口ずさんで楽しい」から、「書けて、話せて、使えてもっと学びたい」にギアチェンジする時期になったようです。

聖劇練習

 先月より練習を積んできた聖劇が、いよいよ本番を迎えます。

 練習を始めたころは、台詞を覚え、自分の出番が来たときに言うことが精一杯だった子どもたち・・・。

 日に日に上達し、11月中旬には台詞を覚えていることは当たり前のこととして、声の大きさや自分の体の向き、手振りや足の運び方を一生懸命練習しました。

 何度もやり直しが出る中で、台本通りに台詞を言うことがよいわけではないことに気付く子どももいました。自分が言いやすい台詞に少し変え、より役と自分がマッチするようになったと言う子どもがいました。去年の聖劇と、少し違った台詞を探すのも鑑賞の楽しみの一つではないでしょうか。

 天使役の2年生は、役の中で最年少ということもあって、高学年に可愛がられています。舞台裏や幕の中にいるときでも、高学年のお兄さん、お姉さんがしっかり面倒を見てくれました。頼もしいです。

 子どもたちは本番を前に、覚えていた台詞を忘れてしまったり、一度覚えた振り付けを、これでよいのかもう一度確認したりしてソワソワする姿が見られます。今週は、最後の確認として、落ち着いて焦らずに台詞を言うこと、待っている間も静かにすることなど、今までの練習の成果をだせるように声かけをしました。

 寒くなり体調を崩す子どもが出始めていることが心配です。本番は全員がそろって、練習の成果が発揮できる劇ができ ますように。