1年生 秋祭りに向けて~その1~

 1年生は9月末に「秋祭り」を行うため、現在、その準備に大忙しです。今回は「うちわ」の制作についてお伝えします。

 7月に初めて、マーブリングの練習をしました。幼稚園での経験があった子どもも数名いましたが、ほとんどが初めてでした。水に浮かべた小さな紙に、マーブリング絵の具をポトンと落とすと、水の上をスーッと絵の具が広がる光景を見て、「うわあ、綺麗」と歓声をあげていた子どもたち。割り箸ペンで水面に模様を描き、紙に写し取りました。夏休み明けて早々に、今度は本番としてマーブリングを行いました。今度はうちわです。このうちわは、秋祭りに使用する物で、一緒に参加してくれるペアの6年生の分も楽しみながら制作しました。

 後日、完成したうちわに模様をつける作業を、ペアの6年生と一緒に行いました。久しぶりにお兄さんお姉さんに会えると、1年生は大喜びでした。短い時間でしたが、消しゴムスタンプや、型抜きしたところに絵の具をつけて模様を描くなど、6年生に協力してもらいながら、うちわを完成させることができました。

「イーハトーブの旅」便り 6年宿泊3日目

 最終日、ふるさと村の朝は関東に比べると肌寒く上着を羽織る子どもたちもいました。

 起床後、布団を整頓し、掃除もしっかりしました。

 朝食は白い馬がいる肝煎りの家でいただきました。子どもたちのところに顔を出して、馬もお腹が減っている様でした。

 自由時間は美しい緑と澄んだ空気の中、思う存分遊ぶことができました。昨日みんなで一生懸命田植えをした田んぼもきらきらと輝いていました。

 川遊びが人気で、子どもたちは冷たくて気持ちの良い水から出るのを名残惜しそうにしていました。

 でも、お土産を選ぶ顔は真剣!どの子も、悩みながらも自分で選んだお土産を買っていました。

 昼食はバケツをコンロがわりにした、バケツジンギスカンです。お米が美味しいせいか、ご飯のおかわりをする子が多く、お肉と一緒に美味しくいただきました。

 あっという間に閉村式を迎え、お世話になったふるさと村の方々に「イーハトーヴの風」でお礼を伝え、村を後にしました。最後は河童のお見送り付きでした。

 近代的銀河鉄道隼22号ニテ、東京二向カツテオリマス。皆、元気二居リマス。

「イーハトーブの旅」便り 6年宿泊2日目

 バラ園の爽やかな朝の空気で2日目の朝を迎えました。

 朝食後一路遠野へ。

 班ごとに農家さんのお手伝いをして、昼食を取りました。それぞれのご家庭で温かく迎えられたようで、帰りのバスの中では、お世話になった農家さん自慢で盛り上がっていました。ホップ農家さんのお手伝いをしたMさんは、「こうやって他のお宅にお邪魔することってないので、とても楽しい経験です!」と嬉しそうでした。

 ふるさと村では、みんなで田植えをしました。田植えは農家さんにとっては大事な行事なので、守りっ人さんたちの話をきちんと聞きながら植えなくてはなりません。最後に全面稲が植わった田んぼを見てどの子も満足そうでした。

 夕食後は、語り部さんから遠野に伝わる昔話を遠野の言葉で聞きました。

 淡々と話す語り口に次第に引き込まれていきました。

 ふるさと村の醍醐味は、さらに続きます。曲り家に布団を一面に敷いて、クラスのみんなで一緒に寝るのです。消灯時刻を過ぎても仲間とのヒソヒソ話が止まりませんでした。

 今宵ハ、曲ガリ屋二、居リマス。