「先生たちの総合」校内研究がありました

先日、校内研究会がありました。

カリタス小学校では、「問いつづける子が育つ〜協働で学ぶ授業の創造〜」を目標に掲げ、私たち教職員は授業の構想を行ってきました。

10年単位で行ってきた研究も、第四次に入っています。指導講師の早稲田大学大学院・小林宏巳教授がくださった「OECD Education 2030」の資料を片手に、カリタスの子らしい「生きる力」とは何か、これからどういう研究をしていきたいかなど、先生たちで話し合いました。

話し合いはこれからも続いていきます。答えのないものを創っていくこの研究会はまさしく「先生たちの総合」。これからも教員同士が対話しながら、カリタスの未来について、問いつづけて参ります。

心と体のワークショップ

本校ほっと・るーむの西尾カウンセラーが中心となって、全校児童に「ほっとタイム 心と体のワークショップ―ほぐす・つながる・つくる―」を実施しています。
ほっとタイムは、自分の気持ちに気づき、気持ちを他の子に伝えることができる場を作ることを目的としています。からだほぐしから始め、緊張してこわばった体から余分な力を抜きます。すると、からだの動きが自由になり、表現が自由になります。
この時間は、自分の気持ち、体のこえを聴き、人に伝えることから人とのつながりが生まれ、人との関係を作っていく時間にしたいと思っています。

創立記念の集い

10月16日の創立記念をお祝いし、オンラインで創立記念集会をしました。まず、スライドで、戦後の日本の子どもたちのために、カナダから3人のシスターが船で渡ってきてくださった当時の写真を見ました。3人はカナダには戻れない覚悟で来てくださったこと、3人以外にもたくさんのシスターが日本に行きたいと立候補してくださったこと、学校設立のためコーヒーを飲むのも我慢して資金を貯めてくださったことなどを伺い、たくさんの愛に支えられて学園が創立したことを感じました。

次に、前理事長のクローデット・ベルニエ先生と中高等学校校長の萩原千加子先生のインタビューを聞きました。お二人のお話から、3人のシスター方の親しみやすく、優しい人柄が伝わってきました。

最後に、代表者の共同祈願に心を合わせ、皆で祈りました。シスター方の愛の心を私たちも受ける継ぎ、つないでいくことができますように。