平和を求める祈りを込めて

ロシアのウクライナ侵攻によるウクライナの悲惨な状況が現実に起こっていることに胸が締め付けられます。子どもたちのいのちが次々と失われていく事態をどうにか止めたいと誰もが思っているのは、ロシアの人々も同じでしょう。両国の人々が安心した生活ができる日を一刻も早く来てほしいと願っています。

3月学年末でしたがカリタス小学校では、ウクライナ人道募金をお願いしました。緊急なお願いを受けとめてくださったことに深く感謝しています。90万円以上が集まりました。宗教室前には侵攻が一刻も早く終わるように祈りを込めて折った千羽鶴がウクライナの国旗の上に飾られています。「ロシアの人々も情報が遮断され生活も大変なことをニュースで言っていた。ロシアの国旗にも折り鶴を飾らなければ」という声が子どもたちの中から出てきました。先生方も子どもとともに平和を願い千羽鶴を折りました。千羽鶴を折ることが深い祈りになることを感じた先生がたくさんいました。

どの国の子どもたちも笑顔いっぱいに過ごせる日が来ますように。

(学校だより 2022年度4月号「校長先生の文章より抜粋」)


(まだ、製作途中の写真です)

「先生たちの総合」校内研究がありました

先日、校内研究会がありました。

カリタス小学校では、「問いつづける子が育つ〜協働で学ぶ授業の創造〜」を目標に掲げ、私たち教職員は授業の構想を行ってきました。

10年単位で行ってきた研究も、第四次に入っています。指導講師の早稲田大学大学院・小林宏巳教授がくださった「OECD Education 2030」の資料を片手に、カリタスの子らしい「生きる力」とは何か、これからどういう研究をしていきたいかなど、先生たちで話し合いました。

話し合いはこれからも続いていきます。答えのないものを創っていくこの研究会はまさしく「先生たちの総合」。これからも教員同士が対話しながら、カリタスの未来について、問いつづけて参ります。

心と体のワークショップ

本校ほっと・るーむの西尾カウンセラーが中心となって、全校児童に「ほっとタイム 心と体のワークショップ―ほぐす・つながる・つくる―」を実施しています。
ほっとタイムは、自分の気持ちに気づき、気持ちを他の子に伝えることができる場を作ることを目的としています。からだほぐしから始め、緊張してこわばった体から余分な力を抜きます。すると、からだの動きが自由になり、表現が自由になります。
この時間は、自分の気持ち、体のこえを聴き、人に伝えることから人とのつながりが生まれ、人との関係を作っていく時間にしたいと思っています。