6年生にLFIT生(フランス人学校)35名来校

12月からビデオやカード交換をしてきた板橋のLFIT(東京国際フランス学園)で日本語を学ぶ11~12歳の生徒35名が、カリタス小学校を訪れました。国籍も、フランスだけでなくカナダ、ベルギー、タイ、ガーナと様々。肌の色も、目の色も、髪の毛も色々。最初は戸惑っていましたが、英語・カルタ会・習字の授業を日本語・英語・フランス語で受け、体育館や校庭で遊ぶうちにすっかり仲良くなりました。多目的ホールでの交流会では、LFITが学校紹介を日本語で行い、「It’s a small world」を日英仏語で合唱しました。3月末には、6年生15名がLFITを訪問して、一日一緒に過ごします。

仏検5級合格証書授与

今年は6年生30名が秋季仏検5級に見事、合格しました。終業式に校長先生から合格証書を受け取りました。大学生や大人が受ける資格試験ですが、小学校のフランス語学習の集大成と考えて挑戦しました。3月末に実施されるDELF Prim A1に向けて、勉強を始めた子どもたちもいます。こうした資格試験を受ける受けないに関係なく、歌って口ずさんで楽しいから、書けて、話せて、使えてもっと学びたいにギアチェンジする時期になったようです。

英仏語スピーチ大会「おしゃべり横丁」

5・6年生全員が参加する恒例の「おしゃべり横丁」が、10名のゲストをお迎えして行われました。5年生は二人組で「Who am I ? Qui suis-je ?」クイズを、6年生は英仏語で「All about me. Salut ! C’est moi」を発表しました。5・6年生の保護者の方々にも参観していただきました。今年初めて6年生全員がPowerPointを使い、英仏語の二か国語でのスピーチを行いました。夏休みから準備を始めましたが、英仏語で作文し、ロイロノートに先生が入れた音をiPadで聞きながら練習を重ねました。当日は緊張しながらも、クイズもスピーチも発表できました。横浜日仏学院のPerson館長は「小学生が英仏語でスピーチするのは、とても珍しいこと。いろいろな言語に目を向ける良いきっかけになる」とおっしゃっていました。特別ゲストで来校されたジブチ大使館の参事官や、Hachette出版の山田さんからも「とても刺激的な会でした。小学生にあれだけのことができるとは!」とのコメントを頂戴しました。複言語教育を行うカリタス小学校らしい行事として、やっと形が整ってきました。また、体育館に全員集まっての第二部では、LFIT(フランス人学校)生の日英仏語スピーチのビデオを見たり、卒業生の菊田君(逗子開成高2)と中村先生の演奏を聞いた後、アンコールスピーチの発表もあり、充実した会となりました。