6年生 学年ミサ

7月2日(火)、6年生が学年ミサに与りました。学年ミサとしてミサに与ることができるのは小学校生活でこれが最後です。保久神父様も、冒頭に「もうベテランですね」と子どもたちに言葉をかけてくださいました。

学年ミサは、子どもが司会・侍者・朗読・共同祈願・音楽隊を担います。もちろん司式をしてくださるのは神父様ですが、どこか、子どもたち自らがこのミサをつくり、進めている雰囲気のある特別なミサです。席についている周りの子たちも、目の前で頑張っている友だちの姿を見守っていました。

神父様は私たちに「ミサは食事なんだよ」と教えて下さいました。かつてイエス様が「このような食事を続けていってね」と伝え、こうして私たちがミサを開き続けています。長い歴史の中で、イエス様がずっと私たちの中にいてくださっていることを感じるお話でした。

ミサが終わってから子どもの声を聞いてみると、「去年より落ち着いて参加できた」と言っていました。「歌が上手だったよ」という校長先生からの伝言を担任が子どもたちに伝えると、嬉しそうな表情をしていました。

神様、今日こうして6年生と私たち教員、そして参加してくださった保護者の方とともにミサに与ることができたことを感謝いたします。私たちが「ともに」あることを改めて感じる時間となりました。これからも私たちが「ともに祈り、学び、仕える人に」なるために、互いを大切にして過ごすことができますように。

3年生 山中湖宿泊3日目

宿泊活動最終日は、あいにくの雨です。かなりの雨量をともなった雨となりました。本来は湖畔での祈りの集いと遊びを予定していましたが、静かに食堂での活動となりました。

「俳句を作ろう」

これまでの活動をふり返り、俳句作りに挑戦しました。しかも、「うれしい」「たのしい」などの言葉を使ってはいけないというNGワードありの俳句作りに挑戦し、みんな「うれしい」の言葉の代わりにどんな言葉を使おうか頭を悩ませていました。俳句作りを通して、これまでの活動を振り返り、とても穏やかな時間を過ごすことができました。

~子どもの作品より~

・みんなの火 かこんでうたう すてきな日

・火つかん なかなかつかん 火おこしだ

山中湖YMCAセンターの方々にもあたたかく見守っていただき、とても素敵な三日間を過ごすことができました。この活動を生かして、またクラス、学年で成長していきたいと思います。

3年生 山中湖宿泊2日目

二日目も、活動するには十分なお天気に恵まれました。
ハイキング、火起こし、キャンプファイヤーと盛りだくさんの一日です。

ハイキングはパノラマ台までの予定でしたが、残念ながら工事中で使用できませんでした。みんなでよい場所を求めて進むうちに、ついに頂上へ!互いに励ましあいながら登りました。頑張った分、昼食はとてもおいしかったです。

火起こしにチャレンジ!本来であれば、火のつけ方をレクチャーして、火起こしをするところですが、本当にやりたいことって、まずは自分がやりたいようにやりたいものです。その意欲とこだわりは、子ども本来の学ぶ姿ともいえます。なかなか点かない火に悪戦苦闘しながらも、「次は私がやってみたい!」とあきらめずに挑戦する子ども達の姿はとても輝いていました。結果として、自分たちの力で火が点かなかったチームもありますが、「来年の宿泊でもう一度挑戦したい!」と心に火がついたようです。

キャンプファイヤーはみんなでゲームに挑戦したり、歌を歌ったり、楽しい雰囲気の中で過ごしました。また、ここまでの活動の中で初めて「静」という活動にも取り組みました。自然の中にある「音」を、みんなで目を閉じて感じてみるというものです。静かな中で聞こえる自然の音や仲間とのまとまりは、とてもよい時間となりました。キャンプファイヤーが終わった後には、「感動した!」という嬉しい声が聞こえました。学年での絆も一層深まりました。