DELF合格証書授与式

3月末に実施されたDelf Prim 2019の合格者33名に、合格証書が授与されました。
横浜日仏学院院長ぺルソン氏と教務部長ドゥラヴネイ氏をお迎えし、中1の30名(海外転出などで3名欠席)が式に参加しました。面接練習を手伝って下さった稲葉先生や西村先生、Delf Prim 第一回の合格者でこの夏フランス留学中に見事C1に合格した上智大学の中村美里さんもお祝いに駆けつけて下さいました。合格者は笑顔で合格証書を受け取ると、さらに全員がフランス語で一言スピーチを披露しました。「小学校から複言語教育が実施されている日本でも珍しい学校で、着実に子どもたちがフランス語力を伸ばしているのを見て、素晴らしいことだと思う」と館長から祝辞を頂戴し、出席した保護者、元担任や外国語科教員、カリタス関係者全員で子どもたちの成功と成長を祝いました。

六年生宿泊三日目 宿泊カラ帰ツテヲリマス

三日目ハ、心配シテヰタ台風ノ影響少ナク、予定通リノ活動ヲ楽シムコトガ出来マシタ。
フルサト村デノ朝ハ、肝煎リノ家ニテ朝食ヲスマセ、感謝ノ気持チトシテ掃除ヲシマシタ。
自由時間ニハ、東京ヤ神奈川デ待ツ家族ノタメニ土産ヲ選ビ、村ニ流レル川ヲ分ケイリ、カッパヲツカマへ、鬼ゴッコヲシテハ転ンデ着替へ、農家サント一緒ニジンギスカンヲ食ベレバ、涙ヲ流シテ別レル子モヲリマシタ。

カリタスとイーハトーブの風

金色に輝く稲と 子どもたち笑う川
果てしない草原にいるとき 仕合わせに包まれていく
今 ほほかすめ 吹きぬけた
秋風は ぼくたちが
賢治から 学ぼうとしてる
羅須地人の心なんだね

イーハトーブの国の人は 美しいもの 見ているから
イーハトーブの国の人は 澄んだ目をしているのだろう

馬や牛が住んでいる あの農家さんの家は
ぼくたちが失いかけてる
自然を知る扉なんだね
ダイナミックな鹿踊りに 目を奪われている
大いなる 岩手の文化が
つむぐ命のハーモニー

イーハトーブの国の人は 生命のはかなさ 知っているから
イーハトーブの国の人は やさしくほほえむのだろう

ぼくらはつかの間の旅人 帰るのが惜しいくらい
風よ吹け 恵みをはこんで カリタスの未来のために
風よ吹け 恵みをはこんで カリタスの明日のために
カリタスの愛のために 愛を

超・銀河鉄道 山彦50号より

六年生宿泊 二日目-2 曲ガリ屋ノ夜

最後ノ夜ハ、遠野ノ昔ナガラノ姿ヲ再現シタ遠野フルサト村ハ「曲ガリ屋」ニ宿泊致シマシタ。

夕食ニ、白米0.5合ト蕎麦、天婦羅ト少シノ山菜ヲ食ベ、アラユルコトヲ曲ガリ屋デ行イマシタ。
就寝前、子ドモタチハ、語リ部サンカラノ民話二聞キ入リマシタ。河童ノ話ニ、座敷童子、遠野方言ヲ味ワイマシタ。

静カナ時間ヲ過ゴシタ後ハ、クラス皆デ、ヒトツ屋根ノ下ニ居リマシタ。布団ヲ並ベ、床ニ就キ、最後ノ夜ヲ過ゴシマシタ。