LFITよりフランス人生徒来校

 板橋の東京国際フランス学園(LFIT)から、今年も22名の生徒が6年生に遊びに来ました。日本語を学習している子どもたちです。体育、理科、総合、習字、家庭科などの授業を一緒に受けました。思った以上に言いたいことがフランス語で言えず、「なんて言ったらいい?」「どう言うの?」の声も多く聞こえましたが、一緒に遊んで、お弁当も食べたらすっかり仲良くなりました。交流会では、日本語での解説付きのLFITの学校紹介ビデオを見せてもらい、一緒に「翼を下さい」と「Aux Champs-Elysées」を歌いました。3月のLFIT訪問が楽しみになりました。

幼小交流男子サッカー

 今年度2回目となる交流男子サッカーが、先週金曜日に行われました。
先ず、1年男子12名と年長12名がペアとなり、2年男子10名と年中12名でペアをつくりました。ペアをつくった後は1・2年生の児童が、ボール扱いを一生懸命教えていました。小学校全体の中では、普段低学年としてやんちゃで可愛い男子ですが、この時はそれはそれは立派なお兄さんとなってしっかりと指導をする姿に感心しました。
 マンツーマンでのボールコントロールレッスンが終わった後は、各年代の男子を二分してそれぞれの年代が混ざり合った二つのチームを作りました。そして、ボールも2個、ゴールも2つずつ設定してゲームを行いました。みな汗を一杯かきながら、夢中でボールを追いかけ仲良くサッカーを楽しんでいました。また、途中でゲームから外れ休憩をする時には「がんばれ~」「そこそこ!行けっ~」っと言った声援がたくさん飛び交っていました。
 あっという間に1時間が過ぎ、いよいよ帰る時間が来たとき、小学生が声をかけながら、帰りの支度を手伝う光景は頼もしかったです。また、何と言っても仲良く昇降口へ向かう後ろ姿がとても格好良かったです。
 園児も「楽しかった。」「もっとやりたかった!」「また来たい~」と、嬉しい言葉を残して園に帰って行きました。

2年 馬頭琴の演奏

 2年生では今、国語の授業で「スーホーの白い馬」の物語を学習しています。この物語は、モンゴルで生まれた楽器「馬頭琴」の誕生秘話を書いた長編物語です。
 この物語の中心となっている「馬頭琴」を子ども達が詳しく理解できるように、馬頭琴を使って演奏活動をされている大内雅彦氏を学校にお招きしました。
 大内氏は、馬頭琴奏者として世界一と賞賛されていた「チ・ブルグッド先生」から指導を受けられた数少ない馬頭琴奏者のお一人です。
 その大内氏が、馬頭琴の演奏に来てくださいました。先生はモンゴルの儀式等で着用する本物の衣装を着て「はてしなき草原」「子らくだの物語」「優駿」など7曲を、子ども達の前で演奏をしてくださいました。また、2台の異なった「馬頭琴」(内モンゴル製作・モンゴル国製作)を持参され、子ども達に優しくお話しもしてくださいました。
 演奏後には、子ども達が疑問に思っている「モンゴルの暮らし・馬頭琴の特徴・モンゴル国」のことについてたくさんの質問にも一つ一つ分かりやすく解説をしてくださいました。約一時間たっぷりとモンゴル国に思いを馳せることができました。ありがとうございました。