「絵本とコラボ給食」②

「絵本とコラボ給食」2回目です。紹介する本は、『ナミチカのきのこがり』です。

おじいちゃんと一緒に初めてのきのこがりに出かけたナミチカは、食べられるキノコを探しているうちに、ふしぎな赤いキノコたちと出会います。一緒におどったり、鬼ごっこをしたりしているうちに、気がつくと森の中で迷子になっていました。いったいどうなってしまうのでしょう?

この日の給食では、最後の場面で出てくるおばあちゃんが作ってくれた「きのこのクリームスープ」がメニューで登場しました。給食のスープには“エリンギ・しめじ・マッシュルーム”の3種類のきのこが入っています。きのこはおなかの調子を良くしてくれたり、骨を強くする手助けをしてくれたりします。絵本のストーリーを想像しながら、スープを味わいました。

「絵本とコラボ給食」①

秋も深まり、ゆっくりと読書をするのにぴったりの季節がやってきました。カリタスの図書館では、11月は読書週間の一環として、今年から始まった給食をヒントに「料理」をテーマにした本の紹介をしています。この「読書週間」に合わせて、今月は「絵本とコラボ給食」を実施することなりました。全部で6回、本の中で紹介されている料理が給食のメニューになります。本に出てくる料理がどんな味なのかを想像しながら、給食を楽しむ企画です。

11月7日はその第1回目です。取り上げる本は『はらぺこあおむし』です。食いしんぼうのあおむしが、葉っぱだけでなく、果物やアイス、ぺろぺろキャンディーなど、いろいろなものを食べて、蝶になるまでのお話です。あおむしが食べたあとには穴があいているなど工夫がこらされたしかけ絵本でもあります。

その日の給食では、いろいろと出てくる食べ物の中から、「カップケーキ」を給食室で一つひとつ手作りして提供しました。そして、この絵本を書いた、エリック・カールさんがアメリカ合衆国の出身であることから、アメリカの混ぜごはん「ジャンバラヤ」も給食に出ました。スパイスとトマトの味わいが特徴的なアメリカの郷土料理でとても美味しかったです。

留学生との交流

本日、フランスからカリタス女子中学高等学校に留学している3名の高校生が、4年生の授業を見学しに来ました。

音楽の授業では、リコーダーと歌唱で日本伝統の「もみじ」を落ち着いた雰囲気の中で聞いてもらいました。留学生はゆったりとしたリズムに身体を揺らし、一つ一つの音を感じてくれました。

理科の授業では、温度によって水の高さが変わるのかを実験しました。試験管を握って温めたり冷やしたりすることで変化があり、実験結果にみんなで驚きました。

体育の授業では、アスレティック・フェスティバルで披露した6年生の旗の演技を一緒に見ました。そして、4年生・留学生チーム対6年生チームでドッジボールをしました。途中からボールの数が増え、必死に投げたり逃げたりして良い汗をかきました。

短い時間ではありましたが、留学生の皆さんにとって実りある時間になっていれば幸いです。また、4年生の児童にとっては、知っている英語やフランス語を使って話したり、一緒に過ごしたりして、言葉や文化を知ることのできた貴重な時間になりました。