3年3組総合 多摩養蜂場に行ってきました!

再登校が始まり、総合の活動が本格化してきました。
みつろうラップを作る工程として、「草木染め」「油しぼり」「みつろう採り」の3つに分けて考えてきました。子どもたちからは「材料は自分で手に入れて作りたい」「自然のものに価値がある」等の考えが出されており、身近にある種や植物、食材等の材料集めを頑張ってきました。
「草木染め」と「油しぼり」に関しては材料が集まってきたものの、「みつろう」の収集はどうしても叶いません。そんな中、7月からの調べ活動や、養蜂家さんへの直接の問い合わせなどを通し、「みつろう採り」こそ早く行う必要があると分かってきました。10月には蜂の活動時期が終わりを迎えるためです。そこで、実際に養蜂家さんの元を訪れ、何とか「みつろう採り」ができないかという運びとなりました。「よし、行って、みつろうをいただけないか相談させていただこう!」

訪れたのは、多摩養蜂園の塩原さんが一家で経営されている、稲城市南山に位置する「多摩養蜂場」。塩原さんは、私たちからの急な依頼にも関わらず、快く、ご丁寧に、対応してくださいました。子どもたちは、手書きで書いたりロイロノートで作成したりして、自分たちでしおりを作り、塩原さんへのプレゼントもこしらえ、準備万端。
バスを下車し、山道を上がると、そこにはミツバチのいるネットハウスと、色とりどりのお花たち。塩原さんご一家は、なんと6名体制で迎えてくださり、温かく声をかけてくださいました。気分はうきうき、最高潮!面布というかぶりものを着用し、いざ、ネットハウスへ。「ロボットみたい」。塩原さん、安全に最大限配慮しながら、蜂たちの働く様子や巣の構造を伝えてくださいました。「ハチ、怖いんだけど…」と不安がっていた子も、体験を終えると「ちょっと怖かったけど、でもねぇ、かわいかった!」とにこにこ笑顔。体験の醍醐味の一つは『自分の肌で感じられ、物事の捉え方が変わること』なのでしょう。
その他、大自然の中に咲いていたコスモスの花や朽ちたひまわりの種、たわわに実るヤマブドウの実、転がっているどんぐりの実…など、子どもたちが頼むと、塩原さんは優しく「いいですよ」と言ってくださいました。有難く、みつろうラップづくりの「草木染め」や「油しぼり」に使わせていただく予定です。ヤマブドウは、その場でだいぶたくさん頬張っていましたけどね。他にも、敷いてくださっていたござの上にごろり…、思い思いに楽しませていただきました。

最後はみっちりしっかり質疑応答。何から何まで温かく対応してくださった塩原さんに感謝です。
最後の最後には「今度、私が小学校にお邪魔して巣を煮て、みつろうとり!しますか?どうですか?」「え!したいです!!」というやり取りも。塩原さんとのご縁に感謝しながら、これからの総合も頑張っていきます…!

DELF Prim 2021 合格証書授与式

3月末に実施されたDELF Prim 2021の合格者(現中1)30名に、合格証書が授与されました。横浜日仏学院館長オランベルジェ氏の他、DELF土曜講座講師の稲葉先生(元カリタス短大)、西村先生(白百合女子大)もZoomで参加してくださいました。館長は祝辞の中で、「複言語教育を実践し、生徒の力を高いレベルまで育てているカリタス小学校」の実践を高く評価してくださいました。また、10年近くにわたりDELF指導をしてくださっている稲葉・西村両先生からは、「英語だけでなくフランス語を学ぶことでより世界が広がり、将来の可能性も広がる。DELFのおかげで話す・書くも含めてフランス語学習の第一関門を見事に通過できてよかった」とのメッセージをいただきました。合格者は、一人ずつ名前を呼ばれて、内藤校長から合格証書と西村先生からのプレゼントであるフランス語の絵本を渡されました。

5年3組総合 多摩川でごみ拾いをしたよ

 5年3組では、総合でSDGsに取り組んでいます。6月に「低学年のころ親しんだ多摩川をきれいにしたい!」という願いをもち、ごみ拾いをしました。そして、夏休みとオンライン授業が終わり、久しぶりに多摩川で2度目のごみ拾いをすることができました。
 1回目の反省を生かし、繰り返し使えるネットの袋やトングを用意したり、ごみが多いところを中心的に探したりしました。拾ったものは、発泡スチロール、お菓子の袋、ビン、缶、ルアー…DVDケース、かぼちゃ、謎の機械など「なんでこんなものが?」という驚きのものもありました。
 最終的に袋はごみでいっぱいに!帰る頃にサギがやってきて、きれいになった多摩川を喜んでくれているようでした。