1年 芸術の秋 ゆび絵の具で遊びました

 大きなトレーに粘度のあるドロッとした絵の具を入れ、手で描いたものを画用紙にうつしとって作品にします。その過程である、ドロッとした絵の具のペタペタヌルヌル、ネチャネチャで描く体験は、心を解放し、心のヌルヌル、ネチャネチャも取り払える心地よさがあり、気持ちもすっきりするというセラピー効果もあります。

 子どもたちは、このような体験を積み重ねることにより、表現は自由で枠からはみ出していいことを知り、独自の表現を認められ、励まされることで、自信を持って自分を表すことができる様になっていきます。

5年宿泊 杉板を描いてのまとめ

 5年生の宿泊活動がおわり、子どもたちはたくさんの思い出を胸に、教室に戻ってきました。カリタス小学校では、毎年、5年生が宿泊の思い出を俳句と絵にして、杉板に描いています。

 登山の様子、紅葉、秘密基地作り、友だちとの生活、山小屋の様子など、自分自身の中で一番の妙高での景色を一枚の絵に切り取り、17音で表現しています。

 「紅葉の色、たくさんありすぎて、どうやって作ろう」「山の大きさをどうやって描こう」「緑もたくさんの緑があったな」と、杉板に描く子どもたちの目の前には、妙高の景色が広がっているようでした。作品は、学校中の廊下や階段に展示されます。秋の景色が、校舎内いっぱいに広がり、かつ、杉の香りも学校中に広がり、カリタスの秋の風物詩となっています。