演劇鑑賞会 劇団風の子「とんからり」

演劇鑑賞会を行いました。演目は、劇団風の子さんによる「とんからり」。
八王子に伝わる伝承遊びやわらべ歌、郷土芸能を取り入れた温かくて楽しい舞台です。
「もの売り遊び」では、お手玉や駒回し、ざる回し、飴売りにとんがらし売りなど、昔の縁日のように様々な屋台が次々と繰り出してきました。後半は「でいだらぼっち」という山が大好きな大男のお話でした。物語の中には、私たちが大好きな多摩川も出てきました!
始まった途端、あっという間に世界に引き込まれて、役者さんの台詞や動きに、思わず笑いやどよめき、拍手が起こります。このような中ですが、こうしてみんなで楽しい時を過ごすことができたことに感謝したいと思います。
今回はコロナ対策のため、3回に分けて公演を行いました。毎回全力でお芝居を届けてくださった風の子のみなさんに心から感謝です。

子どもの感想より
★「とんとんからりとんからり…」この歌を聞くとくせになってすごく楽しいです。
★私は「でーだらぼっち」のお話が少し切ないなと思いました。でーだらぼっちの涙がいろいろな川になっているなんて知らなかったです。やっぱり演劇で人を笑わせる力はすごいな~と思いました。これからも学校に来て演劇をやってほしいです。
★道具などが木など自然のものが多かったと思います。それがなぜかすごく良くて素敵でした。劇団「風の子」さんはみんなを笑わせて元気づけてくれる“みんなを元気にしてくれるヒーロー”みたいです。とても楽しかったです。

3年図工 シャボン玉の中に、思い思いの「大すき」を描きました

描いている最中に、天気が急変して大粒の雨が降り出し、途中であえなく中断…というハプニングもありましたが、梅雨の晴れ間をぬって全クラスが壁画を完成させることができました。子どもたちがイラストに描いてきた絵を筆とアクリル絵の具で描きました。1組と3組は自分たちの教室から・・・、2組は登下校のときに自分たちの絵が見えて、みんな誇らしげです!子どもたちの描く絵はなんとも可愛らしく、いつも見て癒やされています。残っていたシャボン玉の円に、たくさんの先生たちもお昼休みを利用して描きに来てくれました。そんな様子を子どもたちが興味深げに見守っている姿は、とても微笑ましかったです。

6年国語 SDGsに関するわたしの主張 ~三角ロジックを使って意見文を書こう~

水谷孝次&MERRY PROJECT・作 『未来を変えるメッセージ みんなのSDGs』(リベラル社)を読み、書かれている事柄(特にSDGsの17目標)から関心を持った事実を根拠として、6年生が国語の授業で、自分の主張として意見文に書きました。

☆「差別を無くし平和な社会に」
みなさんの周りには、性別や人種、国によって差別され苦しんでいる人はいますか。まだ、十一年、十二年しか生きていないのであまり馴染みが無いかもしれませんが、世界には差別を受け苦しんでいる人が沢山います。そういう人達を無くす為の「人や国の不平等をなくそう」がSDGsの大切な目標だと思います。
例えばKさんの例を挙げます。Kさんは性別不合により同学年の子達に馬鹿にされたりいじめられたりし、自殺を考えるようになりました。しかし、ネットの世界に出会い自分らしさを見いだしていきます。
私は、このような例から、まず、性別不合を「障害」ではなく「個性」としてとらえることが大切だと思います。そして、そのような「個性」を認め合い誰もが自分らしく生きられるような社会を創ることが大切だと思います。

☆「森林を守り続けよう」
私はSDGsの中でも最も大切で、推進していかなければならないことは森林伐採の抑制と森林の保護だと思います。
なぜなら、私たちは木が排出する酸素で生きることが出来ていて、今、確認することが出来る中で酸素が存在している星は地球のみだからです。
世界の森林の面積は一年で約五十二万ヘクタールが減少しています。これは東京都の面積の約2.4倍です。このまま森林が減少いていくと百年後には主な森林は全てなくなり生物が生きられなくなるだろうと予測されています。
このままでは人類は地球を捨て、人類以外の生物が全て絶滅するかもしれません。
これらの理由から私はSDGsの中でも森林を守り、保護し、美しく保ち続けることが必要だと考えます。

☆「すべての国によい教育をしよう」
もし、自分があたりまえのように使っている読み書きがいきなり出来なくなったらどうしますか? 私は全ての子供に教育をさせるべきだと思います。
なぜかというと差別も起きてしまいます。大人になっても教育が必要です。そのため年齢などにかかわらずすべての人に良い教育をしなければなりません。
実は世界で十五歳以上で読み書きの出来ない人は七億人もいます。そのおよそ三分の二が女性です。女の子が学校に行けない地域が多いからです。読み書きの出来ないことにより大きな不利益を被ることが多いなど色んな原因になります。
どんなに勉強がきらいな子でも読み書きはできるようになるし文字に頼った生活を送っています。そのため、どんな人でも教育を受けるということが大切です。

☆「海はゴミばこじゃない」
みなさん、今海に大変なことがおきていることを知っていますか。あなたたちが想像している海はとてもきれいな海でしょう。しかし、そうではないのです。それについて深く考えてみましょう。
今、海には人間が捨てたごみがいっぱいあります。そのせいでウミガメがビニールぶくろをくらげとまちがえて食べてしまい、今では、ウミガメの五匹に一匹が命を落としてしまうという事例があります。カメだけではなくほかの魚やほ乳類もこのようなことがあります。
ぼくにとって海や海の生きものは大切だからみんながごみを海に捨てたりするのをやめて、ごみはごみばこに捨てることが大切だと思います。
一人一人がこのようなことを意識して生活していくことが世界にとって良いことだと思います。海はゴミばこじゃない。

☆「小さくても大きくできる」
今こそ地球全体が協力するべきだ。最近、様々な環境問題を訴える声が聞こえてくる。社会には私達が引き起こした問題がゴロゴロ転がっている。
地球温暖化もその内だ。気温が年々上昇し永久凍土がとければ、とじこめられていた猛毒のメチル水銀が地球中に大量放出されてしまう。
温暖化は様々な問題をおこし、人類は滅亡する未来が待っているのだ。このままでは私達が地球を崩壊へと導いてしまう。この危機的状況を改善しなければならない。
それには全員が協力し、小さなことを積み重ねていくしかないのだ。地球には約78億人がいる。どんなに小さくても全員が協力すれば大きくなるのだ。一人一人の小さな積み重ねが未来の地球を大きく変える。今こそ一人一人地球全体が協力するべきだ。

☆「食品ロスをなくそう」
私は、「食品ロス」についてもっと考えるべきと思います。
このような事例があります。世界の人々は今、大量のエネルギーや資源を使って大量の食品や工業製品を生産し、大量に破棄しています。具体的には、食品ロスを減らすこと、リサイクルの推進、それを支える技術や仕組みを開発することなどが挙げられています。世界の飢餓人口は約八億二千万人。特にアフリカでは人口の約三分の一が栄養不良に苦しんでいます。地球上には世界中の人が食べられるだけの十分な食料があります。それにもかかわらず、九人に一人が飢餓に苦しんでいます。
世界にはご飯が食べられない方が多くいます。だから、食べ物をむだにしないように気をつけましょう!このように、私は「食品ロス」についてもっと深く考えるべきだと思います。