4・5年生 ネットリテラシー講習会

7月19・20日に外部講師をお招きして、ネットリテラシーについて学習しました。
ネットいじめになっていく過程をシミュレーションして対策を考えたり、「基本無料」のアプリから課金していってしまう怖さを感じたり、寝る前は体に悪いとわかっていながらもついついやってしまうようなスマホ依存の現状を感じたり、と気をつけなければならないポイントをたくさん学ぶことができました。
その後はグループに分かれ、自分たちでネットを使うときに気をつけなければならないことを話し合ってまとめました。

夏休み、ご家庭でもスマホやタブレットに触れさせる機会が増えるかもしれません。
ぜひこれを機会に、ネットとの付き合い方をご家庭でもいまいちど相談してみてはいかがでしょうか。

4年生「大根 大収穫祭」

 

4年生の社会では、カリタスのある神奈川県を調べ学びながら、「大根」についても詳しく学んできました。ひとつのことにこだわってやっていく、自分たちで経験していくのが「カリタス流」です。

「12月4日 三浦大根をこぐ!」
4年生は三浦市へ社会科見学に出かけました。今年は例年のルートとは違い、横浜を通って、三浦市へと向かいました。横浜三塔など横浜に残る近代建築をバスの車内から見学しました。バスガイドさんのお話と街並みから横浜の歴史を感じることができました。
一面の大根畑が子どもたちを出迎えてくれました。子どもたちの歓声とともに「これから大根をこぐ!」と楽しみにしていた気持ちが子どもたちの表情にも表れていました。
お世話になっている農家の方から大根のこぎ方と選び方のアドバイスをいただき、子どもたちは三浦大根の収穫にとりかかりました。「抜けない!」という声も聞こえましたが、友だちと協力して立派な三浦大根をこぐことができました。
農家の方にたくさんの質問をしました。一つひとつていねいに答えてくださる姿に、三浦という土地への愛着、大根への愛情を深く感じました。
農家の方が手間をかけ大切に育ててくださった三浦大根。葉っぱから先までおいしく堪能していただきました。様々な形での美味しいレシピが各クラス届いております。

「12月17日 とんもり谷戸の大根教室」
今年は宮前区の初山にある「とんもり谷戸」での「大根教室」にも参加し、「収穫の日」を迎えました。希望者のみでしたが、60名の子どもたちが参加しました。雨の日が少なかった分、大根たちはすくすくと育ったようで、どれも見るからに大きな大根たち。抜くのも一苦労ですが、友だちと協力して頑張って抜くと、三浦大根と同じくらい大きく育った青首大根にびっくりです。

「12月22日 カリタス産 大根収穫」
12月22日は終業式です。9月の大根の種まきから始まり、終業式に「収穫」となりました。途中、校庭を散歩する山羊さん、羊さんに葉っぱを食べられながらも、ついに収穫です。大根をこぐ作業も大切ですが、友だちと譲り合いながらこぐ姿や、どの作業も気持ちよく引き受ける4年生の子どもたちの姿がとてもまぶしく見えました。

WFPチャリティーエッセイコンテスト2020⑥

佳作(小学生部門)「家族そろって「いただきます!!」」  4年 小椋美怜

私の家族は両親、姉、弟、私の五人家族です。でも五人そろって「いただきます!!」と言う事はめっ多にありません。なぜなら、父は仕事がいそがしくて、いっしょに食事をする事が少ないからです。私の父は、大きな小児病院で働く医師です。全国からめずらしい病気の子や重しょうの子がたくさん来ます。それなので、父は土日も病院に行く事が多く、夜も私がねた後に帰ってくる事がほとんどです。朝も私より早く起きて、病院に行きます。いたとしても前日に帰たくがおそいため、つかれてねている事が多く、朝食をいっしょに食べる事はあまりありません。「父も病気の子どもたちのためにがんばっているのだから、私もがまんしなきゃ。」と思いますが、やっぱり父といっしょに食べれないのはさびしいです。でもその分、父もそろって家族みんなで食べれた時のうれしさは、かく別です。五人そろって言う「いただきます!!」は楽しいパーティーが始まる合図のように感じます。父は、私が手伝って作ったごはんを、毎回必ず「おいしい」と言ってほめてくれます。そのたびに私は「よーし、また今度も作ってあげるぞ!!」と、やる気が出ます。また父がいっしょだと、会話もよりはずみ、食事もすすみます。「ごちそう様」と言うころには、もうおなかがパンパンです。父一人がくわわるだけで楽しさだけでなく、やる気や、食よくも増すのです。

家族五人そろっての「いただきます!!」は、私の元気ごはんのみなもとです。