4年3組 学年を跨いで遂に掴んだ、念願の『300回』!

 「7月9日まで、東京の日照時間は24分」と、朝のテレビが伝えていました。7月10日は金曜日。大縄が行われる日です。大縄はできるのか…。その日、ぬかるみの残るグラウンドには朝から太陽の光が差し込んでくれました。久しぶりに大縄を行うことができたのです。
 体育はない日でしたが、体操服に着替え、グラウンドに繰り出します。ケガをしている友達も、列の近くにいて、「円小さく~」などと声を掛けます。4年3組全員が来て、練習に励みました。
そしていよいよ本番。その前には、少しの間、練習時間が設けられています。一周跳んでみて、課題を発見。前々からの課題でした。「跳び終わった人が列の後ろでたまらないようにしよう。」そう確認して、遂に本番です。

 よーい…「ピーッ!」 ハイハイハイ…縄に思いきり入っていきます。
 「あと1分です。」
 「3…2…1…ピーッ!」

 結果は…『300回』。一瞬静まりかえったと同時に、歓声があがります。「キャー!」。3年生の時から目指していた“3”に到達したのです。
 みなが練習に来て、真剣に取り組みました。本番、たとえ縄に引っかかっても、次の人のためにすぐに抜けました。そのような取り組み方を神様が見てくださっていたのでしょうか。“300”というご褒美をくださったのです。
 最後はみなでパシャリ!その後は新記録後恒例、鬼ごっこで走り回りました。

男女サッカー交流戦

 7月4日(土)、森村学園初等部、洗足学園小学校を招いて、本校校庭でサッカー交流戦が行われました。男子は金曜日放課後の練習成果を、女子サッカークラブは4月からの練習の成果を発揮する場です。
 それぞれ4,5,6年生が12名ずつ参加し、熱戦を繰り広げました。
 ゲームですので、勝ち負けは必ずあるのですが、みんなが一つのボールを追いかけて、得点しては喜び、失点しては奮起し、その姿に大勢の応援サポーター(保護者のみなさま)の声や拍手も盛り上がっていました。

全校授業研究会

 全校授業研究会では、1クラスだけが残り、他の子どもたちは下校します。そして、そのクラスの子どもたちの姿を全教員が参観して学ぶ研究会です。子どもたちと同じように、教師も学び続ける存在でありたいという願いを持ち、全教員が一人ひとりの子をじっくり観察することは、本校の一人ひとりを大切にする教育理念にも通じます。
(指導講師として早稲田大学の小林宏己先生を招へいし、早稲田大学の学生16名と、日本獣医生命科学大学の学生2名も参加しました)

 この日は、4年3組の総合活動の授業が行われました。「水車」というテーマが決まり走り出した子どもたちは、まず、思い思いの発想で水車を作って回しています。どの子も楽しそうに取り組んでいました。しかし、ただ回ればいいのではないのです。くるくる勢いよく回る水車に対して、もっと遅く回したいと考える子どもたちがいました。これは、おそらく本物の水車は、もっと悠然とした回転をしているからではないでしょうか?
 子どものたちの姿をじっくり観察し、その子の想いに心を寄せる。
 カリタスの授業研究です。

 今後、4年3組の子どもたちが、どんな水車を目ざして作っていくのかは、本校のブログ、ホームページで紹介していきます。どんな水車になるのか楽しみですね。