4年生 浄水場見学

 4年生は社会で「わたしたちのくらし~水~」の学習をしています。なくてはならない水、特にくらしの中で多く使われている水道水が、どこからどのように私たちの家庭に来ているのか、どのようにして安全な飲料水になるのかを学習しています。
 そこで、学校のある川崎市多摩区の水道水が西長沢浄水場から来ていることを知り、実際に見学してきました。
 東京ドーム3個分ほどの広さの敷地の中には、いくつかの工程がありました。薬品を入れて、泥や砂、不純物を固まりにするところ。その固まりを沈めて、きれいな上水を取るところ。さらに、ろ過をしてきれいにするところ。そして、消毒…。
 工程に沿って広い敷地を歩いていくと、水が段々にきれいになっていく様子がわかります。そして、「こうやって安全な水が作られているんだな」と知ることができました。「安全な水は24時間、休みなく作られているんだ」など、働いている方への感謝の気持ちも持ち、「水を無駄につかわないようにしよう」と改めて感じた子ども達でした。

3・4年 運動会練習

 今年の中学年(3、4年)の団体競技は「とんでまわって玉はこV」を行います。4人で布に乗せた大きなボールを運びます。途中ゴムの上をとんだり、コーンの周りを回ったりします。4人で力を合わせて、布からボールを落とさないようにするのがポイントです。本番はどのチームが1位になるか楽しみです。
 中学年(3、4年)の演技は「CARITAS SOHRAN」です。ソーラン節の曲にのって、漁師のように腰を低くし網を引く動作を入れてエネルギッシュに踊ります。暑い中、練習を頑張っています。本番は青と黄色のはっぴを着て、素足で踊ります。子どもたちに声援よろしくお願いします。

マリア祭

 爽やかな風と新緑が美しい5月は、マリアさまの月。
マリアさまの素直で優しく強い心にならおうと、毎年5月にマリア祭を行っています。今年度も、ESAアジア教育支援の会から辻さんをお招きし、支援している里子たちの現状について教えていただきました。
 インド・ダージリンにある紅茶農園に、私たちが支援している里子たちのグループがあります。その学校で親元を離れ、寮生活をしている7歳の女の子の話を聞きました。お話を聞いて子どもたちと考えたことは、「里子たちのために、募金以外でも何かできることはないか」ということです。

・ダージリンとゆうくににいる女の子がつらそうに生きているのをみてすごくしんぱいしました。マリアさま、わたしたち日本のにんげんたちにできることをさがしています。どうかわたしたちにできることをおさがしください。(1年)

・つじさんのお話を聞いて、私でも出来る事が分かりました。なので、私は今やっている事はもちろん、本をつくったり、里子達のお母さんが作った紅茶を買ったり駅などでやっている募金活動に協力をしたいです。そして、大人になったらインドなどに行き、直接支援をしたいです。(4年)

・私は今まで特に何も思わず、「募金の日だから」とお金を募金箱に入れていました。でもそれは、本当に支援しているのか、里子のために心を込めて募金しているのか。募金はしているけど他の生活態度は、里子たちを考えているのか…。そんなことが頭に巡りました。(6年)

 貧しさを次の世代に引き継がせないために、誰からも盗まれない、そしていくらでも分かち合うことのできる知識を教育によって得ることが、里子たちに一番必要なことです。私たちが当たり前のように得られている教育の機会が、いかに大切なものなのか、改めて考えさせられました。