5年 稲刈り

 実りの秋!ついに、5年生が育てていたバケツ稲の収穫を迎えました。網をかけて、大事に大事に育ててきたつもりだったのですが、思った以上に背丈が伸びて、穂先が網からちょうど良く顔を出してしまい…。しかも、籾が太って美味しくなる頃に、5年生は妙高の宿泊で一週間学校を留守にした結果、スズメたちが毎朝やってくる『リストランテ・デ・スズメ』として盛況だったようです。

 これ以上、スズメに美味しい思いをさせないぞ!と、13日いっせいに収穫しました。地面に落ちた籾を熱心に拾い集めて、少しでも収穫を増やそうと頑張る子どもたち。予定していたよりも、随分少なくなってしまいましたが、これから脱穀、籾摺り…食べられる状態になるまでをすべて手作業で進めていきます。

 刈り取った稲を天日干しにしていると、通りがかった子どもたちから「あ!いいにおいがする!」と声が聞こえてきます。自分たちが学校で育てたお米がどんな味がするのか、わくわくしています。

5年宿泊 杉板を描いてのまとめ

 5年生の宿泊活動がおわり、子どもたちはたくさんの思い出を胸に、教室に戻ってきました。カリタス小学校では、毎年、5年生が宿泊の思い出を俳句と絵にして、杉板に描いています。

 登山の様子、紅葉、秘密基地作り、友だちとの生活、山小屋の様子など、自分自身の中で一番の妙高での景色を一枚の絵に切り取り、17音で表現しています。

 「紅葉の色、たくさんありすぎて、どうやって作ろう」「山の大きさをどうやって描こう」「緑もたくさんの緑があったな」と、杉板に描く子どもたちの目の前には、妙高の景色が広がっているようでした。作品は、学校中の廊下や階段に展示されます。秋の景色が、校舎内いっぱいに広がり、かつ、杉の香りも学校中に広がり、カリタスの秋の風物詩となっています。

5年宿泊五日目

 天候に恵まれた5日間。充実感満点の宿泊活動でした。

 最終日の朝は、毎回恒例の思いやりのリレー。次に自然の家に泊まる人のため、部屋、廊下、そしてトイレまでを自分たちでピカピカにします。宿舎の方にチェックをしていただいたあと、閉校式。

 この5日間のお恵みを神様に感謝し、自然に感謝し、宿舎の方、そして友達に感謝し、宿舎を後にしました。

 帰り際、最後のイベントのりんご狩り。もぎたてのみずみずしいりんごに舌鼓。もぎたてって、こんなに甘いんだ!と驚きの子どもたちでした。