前日までの涼しさはどこへやら、7月7日はとても暑い、暑い日でした。いつもなら行きは歌をうたったり、楽しくお喋りをしながら探検に向かうのに、玄関を出た瞬間から「暑い」、そして途中の道も「先生、暑すぎる」と子ども達は少しバテ気味でした。でも多摩川に着いてからは、思い思いの活動を存分に楽しみました。沼にはエビが大量発生。ザリガニもヤゴ、ゲンゴロウもいて、小さな沼はたくさんの人で大賑わいでした。前回から加わった「草滑り」も人気でした。シートやダンボールを持参して、皆で「ヨーイ、ドン」と競争していました。木陰では「ごっこ遊び」をする女の子達もいました。
とても暑い日だったので、現地での活動は1時間とあっという間でしたが、それでもお土産を抱えて嬉しそうに帰る子ども達の顔は、とても充実しているように見えました。
今回も大勢の保護者の皆様にご協力頂きました。活動に夢中になる子ども達に水分を摂らせ休憩の声掛けをしたり、新しい遊びの提案をして下さったりと、皆様にたくさん支えて頂き、無事に帰ってくることができました。本当にありがとうございました。
月別: 2016年7月
1年生図工 指絵の具で遊ぼう
皆さんは、絵の具の感触を思う存分味わったことがありますか?なかなかそのような体験をすることはないでしょう。絵の具を初めて使う1年生にはまず、その感触を全身で味わってもらうことにしました。自分を解き放つ一つの手段になってくれたらと思いました。
大きなパレットに、白、黄、赤、青の4色の絵の具を順にのせていきます。白の絵の具を入れると「ヨーグルトみたいでおいしそう」「ボンドの臭いがしない?」と口々に話し始めました。まずは指でそっと触るのかな・・・・・と思いきや、いきなり足で絵の具をぐちゃぐちゃにし始めました。手も足ももう真っ白。歓声をあげながらあっという間に、顔まで真っ白になりました。この後はご想像の通り、黄、赤、青を全身につけていきました。髪の毛まで絵の具でバリバリです。でも、写真で見る子ども達の笑顔は最高です。こんなに活動を楽しんだのだから、後片付けも皆で協力して行うことができました。足跡だらけの床も、元通りピカピカにしました。「体験」することの重要性を感じた、貴重な時間でした。
Grands-Ecoles生26名が5年生に一日入学
フランスのGrands-Ecolesで日本語を学ぶ学生が、今年も夏季研修で来日中です。そのうちの26名がカリタス小学校5年生に一日入学しました。各クラスに分かれて、理科、フランス語、算数、家庭科、習字などを一緒に勉強しました。はじめは「本物のフランス人!?」を目の前にして緊張しましたが、やさしいお兄さん、お姉さんとすぐに打ち解けて、フランス語、英語、日本語にジェスチャーまで交えて楽しく過ごすことができました。フランス人の大学生たちもカリタス小学校を気に入り、「もう一度小学生に戻れたら、こんな学校で勉強したい」と言ってくれました。お互いに、「もっと相手の言葉を学びたい」と強く思った一日でした。