今日は、妙高宿泊最後の全日活動日でした。その最後になって、初めて本格的な雨が降りました。
その雨は、朝からやむこと無くみんなが楽しみにしていた「秘密基地作り」を中止にしてしまいました。お昼にやめば、午後からでも…と話し合っていたのですが、雨は無情にも一日中降り続きました。
それでも、雨プログラムに準備をして来た「杉板作り」を朝から行うと、子ども達は夢中で作品に取りかかりました。まずは、妙高宿泊での思い出を五.七.五の俳句で表現することから始めました。俳句が合格出来たら、いよいよそれを一枚の杉板絵に表現します。下絵を完成させられた子から、色付けに進んで行きました。後は、学校に戻って五.七.五の文字を絵の中に書き入れたらば、全て完成です。授業参観でお越しの時は、我が子の作品は勿論ですが、5年生みんなの力作を是非鑑賞してください。
そして、妙高最後の夜は、火を囲みながら、共に協力し共に生活し共に喜び合った4日間を分かち合う「キャンプファイアー」を計画していました。しかし、こちらも雨のため「キャンドルファイアー」となりました。それでも、代表として準備し練習を重ねて来た係の8名が、全員をリードして思い出に残る素晴らしいひと時を演出してくれました。
さて、アッという間の妙高宿泊、いよいよ明日が最後の一日となってしまいました。唯一のお土産リンゴを持って帰ります。
月別: 2016年10月
4年生 クラフト・感謝ミサ
4年生妙高宿泊活動、4日目はあいにくの天候となりました。台風が通過していったことを考えれば、ここまで晴天だったことが奇跡です。
外での活動はできませんので、午前中は室内で自然の物を使って工作しました。1日目に拾っておいた枝やドングリ、石を使い、グループごとにテーマを考えての共同作業です。
ネコやウサギ、フクロウなどの動物、キノコやブランコに新幹線、夜の森をイメージしたり、昨日の源流探検を再現したり、子どもたちの創作意欲には脱帽です。
午後は妙高高原教会へ。イタリアの木材で建てられたというステキな教会でミサをしました。ある児童の今日のふりかえりです。「ミサは私が楽しみにしていたことのなかのひとつです。安全に楽しく妙高で活動できたことを神様に感謝できる時間だからです。按手も神父様にしていただき、神様にしっかり感謝できました。よかったです。でも後もう一日あります。明日もケガや健康に気をつけて、最終日をすごしたいです。」とってもいい時間を過ごすことができました。
早いもので、明日はもう帰る日です。最後まで、妙高のおいしい空気をたっぷり味わって帰りたいと思います。
5年生 火打山登山チーム
火打山登山アタックチームは、台風18号が心配で、高谷池ヒュッテ泊を目指し下山を覚悟してスタートしました。そして、1日目の目的地「高谷池ヒュッテ」全員無事に到着しました。流石トレーニングで鍛えて来た子ども達です。元気満々で、ゴールをしました。夕飯まで、たっぷり4時間近く自由に山小屋で過ごしました。5:30に山小屋の夕食時間。メニューは、カレーとハヤシライスの両メニューがお代わり自由。みんなたくさんお代わりをして、後は寝るだけ。早い子は、6:30から寝はじめました。
翌日、火打山は頂上までスッキリ、風はやみ薄陽が差して絶好の登山日和となりました。7:10に頂上目指して出発しました。2時間後、全員で火打山の頂上に到着しました。北アルプスに、八ヶ岳連峰、何と「富士山、日本海、佐渡島」頂上からの展望は素晴らしかったです。
台風を心配して行なった登山が、まったくの展開に感動して下山しました。台風の影響は、カリタス小以外の登山者にも大きな影響を与え、山小屋に泊まられる方々は2日間.1人もいらっしゃらなかったのです。
子ども達は、元気に山の家にもどり、お腹いっぱい夕食を食べていました。