4年生の図工の授業では、初めての木版画に取り組んでいます。そこで10月30日(月曜日)午後に、鑑賞の授業をしました。江戸時代から続く日本の印刷技術のルーツと言われる「浮世絵」の摺師である高橋工房の方々に来校していただき「江戸木版画」について学びました。浮世絵は、元になる絵を描く北斎や写楽などの「絵師」と彫刻刀で色ごとの板木を彫り上げる「彫師」、バレンで和紙に絵柄を刷り重ね作品を仕上げる「摺師」の共同活動で創る伝統工芸であることを教えていただきました。お話ししてくださった高橋由貴子さんは、江戸時代から代々続く「摺師」の家系六代目を継承した方です。お話の後には、全員が実際に摺りのワークショップをしました。浮世絵がどんな画材で、どんな工程で摺られているのかを体験することができました。