6年生は、カリタス小学校で迎える最後の宿泊へ…岩手県に出発です!
盛岡駅に降り立ち、「結構栄えてる!」と呟くのも束の間、バスを走らせれば、のどかな田園風景が一面に広がります。いよいよ足を踏み入れ、気持ちが高まってきました。
まずは「金婚亭」でお待ちかねの昼食。賢治も愛した伝統舞踊「鹿踊り」の「鹿」が出迎えてくれました。釜飯におそばに大満足!午後に迎える「イーハトーブの旅」へ、準備は万端です。
初日は、宿泊の目標の一つ「宮沢賢治の思い出のある場所をめぐり、学びを深めよう」に焦点化された一日でした。
宮沢賢治縁の地は、4つもの場所を巡りました。宮沢賢治記念館、童話村、詩碑、羅須地人協会…訪れる場所ごとに魅力があり、あっという間の一日となりました。
記念館は、情報量がまぁ圧倒的!「雨ニモマケズ手帳」の実物(レプリカ)を目にしたり、「よだかの星」のよだかは「ヨタカ」という鳥が由来だったのか!ということに気付いたり、関心驚きうなぎのぼり!そんな場所でした。童話村は、絵本の世界に入ったような場所でした。詩碑は、賢治の歴史を感じる場所でした。
これまで学校で、宮沢賢治の詩や童話を読んで考えを巡らせ、賢治人物像に迫ってきましたが、イーハトーブを実際に訪れたことで、深みが生まれました。「こんなに多岐に渡って勉強してる賢治って本当にすごい。」そう感動を伝えてくれる子もいました。
最後に訪れた羅須地人協会では、花巻農業高等学校のみなさんが、「鹿踊り」を披露してくださいました。太鼓と踊りの迫力に魅了され、伝統舞踊の力強さを肌で感じました。カリタスの6年生から、お返しをさせていただきたい!「イーハトーブの風」を歌わせていただきました。のどかな岩手の地に響く透き通るハーモニー。花巻農業高等学校のみなさん、そして宮沢賢治に感謝の気持ちをお届けして、一日を閉じました。
今ハ、旅館二、居リマス。
賢治童話の絵本がずらりと並んでいます。お土産屋さんからは、賑やかな声が聞こえています。ちゃんと、家族のこと、お値段のバランスも考えて、心から楽しんで買っています。ご家族のみなさん、楽しみにされていてくださいね。
2日目は、岩手県遠野市で農家さんと交流したり、田植えをしたり、「原風景」「原体験」を味わって参ります!それでは…おやすみなさい!