3年生は宿泊活動で山中湖に行ってきました。今日はその総集編として3日間の物語を追ってみましょう。
9月26日(水)
この日は生憎の空模様。子どもたちの弾む気持ちを満タンに乗せたバスは一路富士五湖を目指しました。
雨が降っているけれどやる気満々。交代で乗船したビッグカヌー挑戦。水面の白鳥に励まされながらすいすいと置きにこぎ出したのです。
宿泊地の建物は5つの建物に別れていて、仲間と協力しながら初日の夜はふけていきました。
27日(木)
夜中からの大雨。恨めしそうに空を見上げていた子どもたちでした。
しかしながらみんなの気持ちはどこまでも前向き。
午前中は二手に分かれて工作を堪能しました。
食堂ではクラフトづくりをします。写真立てを丁寧に仕上げていく瞳は真剣です。
一方飯ごう炊飯場では木に火を入れ、炭になる直前の板をタワシで磨き、世界で一枚の焼き板を完成しました。
スタッフの通称クワさん曰く「山中湖ではね、毎日が一番素敵な天気なのですよ」
その日が雨でも風でも自然の中では「どの日も最高の一日」だったのでしょう。
吐く息が白い日中でしたが子どもたちは生き生きと過ごしました。
キャンプファイヤーは雨の上がった広場で多いに盛り上がり、最後はしっとりと終止符を打ったのです。
28日(金)
最終日の朝は晴天。恥ずかしがり屋の富士山がようやくその姿を惜しみなく見せてくれました。湖畔での一時は卒業するまで忘れられないものになることでしょう。
来年は黒姫に行く子どもたち。一段と逞しくなってみんなで登山をしたいと思います。