LFIT(フランス人学校)一日入学

 今年も、6年生15名が板橋にあるフランス人学校(LFIT)に一日入学しました。2月にカリタス小学校に来てくれたペアの子どもと再会し、食堂でのビュッフェランチをはさみ、英語、算数、理科、フランス語などを一緒に学びました。校内で自然にフランス語・英語・日本語が飛び交うことにまずは驚き、英語の授業を英語だけで行い、それに生徒も流暢な英語で答えていることに感動したようです。手の上げ方が日本と違うことにも気づき、男女関係なくどんどん発言する活発な授業の良さを感じました。たった数時間の異文化体験ですが、誰もが英仏語などの外国語を学ぶことの大切さ、そして違った価値観や文化的背景を持つ子どもと一緒に勉強することの醍醐味を感じたようです。この経験を大いに生かして、世界に通用するたくましい日本人になって欲しいものです。

卒業式

 お日様には恵まれませんでしたが、春の暖かさを感じた金曜日。平成29年度の卒業式が行われました。今年は、第50回目の卒業式(50期)という節目。さらに本校の特徴的な教育の1つである『総合』が始まって30年目という節目にあたります。記念する年の卒業生109名が、堂々とした姿でカリタス小学校を羽ばたいていきました。

 卒業式には、卒業生、卒業生の保護者の方々、教職員の他、在校生代表として4・5年生が参加します。式の後半には、卒業生と在校生とが顔を見合わせながら言葉の投げ掛けがあり、卒業生からは「私たちの大好きなカリタス小学校をよろしくお願いします」というメッセージが、在校生からは「これからもカリタス小学校を大好きでいてください」「これからのカリタス小学校は私たちが受け継ぎます」というメッセージが伝えられました。これまでと同じように、今年もまた、学校を巣立っていく卒業生から次を担う在校生へとバトンが渡されていきました。

 卒業生の皆さん、そして保護者の皆さん。

 本当におめでとうございます!

 いつまでも、カリタス小学校を、そして仲間を忘れずにいてください。

感謝ミサ

 感謝ミサでは、一年間の神様のお恵み(支えてくださった両親・兄弟・友だち・先生・自分の周りにいてくださる方々へ)に感謝すること。また、これから卒業する6年生の前途に神様の祝福がありますように願います。

神父様は、「わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である」(ヨハネによる福音 15章5節)の御言葉の意味をお話ししてくださいました。

 間もなくみんな新しい学年にすすみ、6年生は小学校を巣立っていきます。神様である幹につながれているわたしたちは、どんな時でも、どこにいても、いつも神様が支えてくださり、光ある方へ導いてくださることを信じ、力強く歩むことができるでしょう。