1年生 さつまいもの量感画

 

 

苗を頂いてから、1年生がずっとお世話をしてきたさつまいも。11月に入ってすぐに、収穫をしました。料理も計画されていますが、その前にさつまいもの絵を描くことにしました。さつまいもの量感画です。

まず、子どもたちにイメージチャートを配り、1.小さい時、2.かおり、3.味、4.中身、5.外側の色を選んでもらいました。その色を順番に塗り重ね、だんだん大きく描いていきます。重ね塗りは、1学期からクレヨンの指導で継続して行っているので、子どもたちはお手の物。「先生、もう色をのせられません」というくらい、何重にも重ね塗りすることができました。それを実物のさつまいもを観ながら、切って完成です。中身の色では、サプライズを準備しました。焼き芋をして、少しずつみんなで試食をしました。

まるで、本物のようなさつまいもの量感画を描くことができて、子どもたち自身も満足していました。

芸術鑑賞会 人形劇「岸辺のヤービ」

 

今年の演劇鑑賞会は、人形劇団「ひとみ座」のみなさんに来ていただきました。演目は「岸辺のヤービ」。マットガイドウォーターという湖に住む、小さなカヤネズミのようなヤービという不思議な生き物のお話です。

<子どもの感想より>

・まるで本当に人形がしゃべっているかと思いました。みんなのやさしさや助け合いがあって、心に残る人形劇でした。

・ヤービがみんなと一緒にがんばっているところが素敵でした。泣いたときもあったけど、絶対あきらめないとこがヤービを強くしていると思います。

・すごく背景がきれいでうっとりしてしまいました。

・人間は命をいただき、食べて生きていかなければいけないんだなと思いました。そして人間達のせいで、トリカのような生き物たちの住むところがなくなってしまうことがないといいです。

・マッドガイドウォーターの住人達が幸せに暮らせることを願っています。

・私もボートに乗るのが大好きなのでヤービに会ったらキャンディをわたしたいです。

 

ひとみ座のスタジオは、川崎市中原区にあります。よかったらぜひ足を運んでみてください。

図工ワークショップ 「キャシュキャシュ 赤と青の世界」

 

 

 

フランス大使館の協賛で、絵本作家Agathe Demois氏とVincent Godeau氏が来校し、4年生が図工のワークショップとして赤と青の不思議な世界を体験しました。AgathとVincentの、「ルージュベックのだいぼうけん」(アノニマ・スタジオKTC中央出版)は日本語でも発売されています。本を開けると町や田舎、森が赤で描かれていますが、赤いルーペで覗くと不思議なことに、青で描かれた世界が広がります。この仕掛けを使い、カリタスの4年生も赤い家や木、車などに青ペンで自分の空想の世界を描き、全員で一つの世界を仕上げました。完成した絵をルーペで覗いて、隠された世界を楽しみました。