カリタス小学校を準会場にしてDelf Prim A1試験が実施されました。横浜日仏学院から5名の試験官が来校、午前中は聞き取り・読み取り・作文の筆記試験、午後は一人6~7分の面接が行われました。
10名の講師による5回の土曜講座とは別に、昼休み自主練や作文特訓などで準備を重ねてきました。面接試験直前まで、友だち同士で教えあったり、練習問題の復習をしたりと熱心に勉強していました。Barbara先生とも最後まで会話練習をしていましたが、面接会場から出てきた子どもたちは「頭が真っ白になった!」「聞かれていることは分かったけれど、言葉が出なくて」「亜子先生の『とっさの一言』役に立った」と誰もがそれなりに必死に対応した様子でした。
試験官からは、「明るく一生懸命に話そうとする姿が子どもらしくてよかった」「単語の羅列で終わり、文になっていない生徒が多かったのが残念」などの感想をいただき、新年度の外国語教育の課題が明確になりました。「面接って、覚えたことじゃないことを話さなきゃいけないんだ!」と笑いながら話す子どもたちには、この経験をきっかけに、中学での英仏語学習により意欲的に取り組んで欲しいと思います。