3年生では、社会科で学校の周りの地域について学習しています。はじめに学校の北側と東側の探検に出かけ、次に南側の探検に出かけました。学校の南側には梨園がいくつもあることがわかりました。学校の西側の探検には2回出かけました。1回目は、学校の西側を歩いてどんなものがあるのかを見てきました。2回目は中野島の施設やお店を訪ねて、そこで働く方と実際に出会ってインタビューをするという探検でした。中野島の27もの施設や商店の方が協力してくださいました。また、2回ともたくさんの保護者の方が参加してくださり、グループ毎に活動することができました。
インタビューをする子どもたちは、初めは恥ずかしそうな様子もありましたが、聞きたいことが次々に生まれてくるようでした。お店等の方のお話は、初めて知ることがたくさんあってとても面白かったです。ただ買い物で利用したり立ち寄ったりするだけでは分からないことがたくさんありました。子どもたちは「お店で、いつもは入れないところに入れてもらったよ!」「○○の店長は超優しかった」「お店の人もお客さんもカリタスの子を優先にして大切にしてくれた」と、教えてもらったことや感じたことをたくさん胸に詰め込んで帰ってきました。このように温かい中野島の方々に守られ、支えられてカリタスがあるのだと感じることができました。実際に人と出会い、対話することは子どもたちにとってとてもよい経験になったようです。このような機会を頂けたことに大変感謝しています。
翌日、子どもたちからは、「おかあさん、カレー屋さん行ったんだよ」「今日、和菓子屋さん行けるかも!」という声が聞こえてきました。私たちは農園の野菜を購入していただきました。そのおいしさに感動!町の人とつながることで楽しみや喜びが増えるのですね。人とつながり、人の温かさに触れた探検となりました。