6年生宿泊 2日目の様子「陸前高田」

2日目は、東日本大震災の被災地・陸前高田での震災学習と高田小学校との交流会です。午前中は、各組1~3班:津波伝承館⇒旧気仙中学、4~6班:旧気仙中学⇒津波伝承館の順に見学。津波伝承館は、「命を守り、海と大地と共に生きる」をテーマに、2019年9月にオープンした施設。資料や映像を通して、解説員の方から津波の歴史・事実・教訓・復興の歩みなどを学びました。旧気仙中学は、津波の脅威を伝える震災遺構。日頃の防災訓練により、震災時に一人の犠牲者も出しませんでした。語り部ガイドの方に解説していただき、内部を見学しました。その後合流して、津波伝承館前の芝生で昼食。同時に、一班につき一束の献花を行い、鎮魂の祈りを捧げました。

午後は、高田小学校を訪問し、カリタス小の宿泊委員と高田小の児童会委員が協力して準備を進めてきた交流会。高田小の震災学習のプレゼンテーションに続いて、カリタス小から「雨ニモマケズ」暗唱と「イーハトーヴの風」合唱。両校とも6年生らしい質の高い発表で、互いに学び合うことができました。最後は、18グループに分かれて、自己紹介カードの交換と学校案内。短い時間でしたが、子ども同士は打ち解けるのが早く、笑顔が絶えないかけがえのない出会いとなりました。

折れ曲がった消防車に言葉を失う(津波伝承館内の展示物)
ヘルメット着用して見学(旧気仙中学の内部)
語り部ガイドさんに感想を伝える(旧気仙中学)
津波伝承館前で献花と祈り
「雨ニモマケズ」暗唱・「イーハトーヴの風」合唱(高田小・体育館)
グループごとの交流(高田小学校)