全校授業研究会は、教員全員が同じ授業を参観し学び合う研究会です。子どもたちと同じように、教師も子どもたちの姿から学び続けていきたいという願いを持ち、全教員が一人ひとりの子をじっくりと観察します。授業の中での子ども同士の関わり、教師と子どもの関わり、子どもと教材との関わりを観察することを通して一人ひとりの学びの姿を知り、研究主題「問いつづけ ともに生きる」に迫っていきたいと考えています。今回も指導講師として早稲田大学の小林宏己先生をお招きしました。
5年3組の社会科の授業では、持ち寄った米袋から米の産地を調べ、ランキングを作りました。さらに白地図にまとめ、そこから気づいたことを出し合い、北海道や東北地方が多いわけを考えました。
ワークショップ形式の協議会では、数人の教師で机を囲み、考えや気付きを書いた付箋を手に語り合い、グルーピングしながら模造紙にまとめていきました。子どもの姿を語り合う中で、自分の見えていなかった子どもの姿を学び、それぞれが実践をふりかえる機会となりました。研究会での学びを日々の授業にいかし、子どもたちに返していきたいです。