卒業生によるバイオリンコンサート

今日はお昼休みに、卒業生によるバイオリンコンサートがありました。
現在音楽大学(2年生)でバイオリンを専攻していて、カリタス小学校の子どもたちのために演奏をしにきてくれたのです。小学生だった頃もバイオリンが大好きで、クリスマスミサなどで弾いて、素敵な音色を響かせていたのを思い出します。

多目的ホールにはたくさんの子どもたちや先生が集まりました。演奏が始まると、バイオリンの美しい音色に、いっきに引き込まれていました。間近で聞くことができたので、演奏の様子をじーっと見ている姿も印象的でした。
1曲目はシューベルト作曲の「アヴェマリア」。お祈りや宗教の時間にも流れるきれいな曲です。
2曲目はパガニーニの「カプリス1番」。すばやい弓の動きに子どもたちは驚きの表情でした。
最後は「カリタス学園校歌」です。バイオリンの音色に合わせてみんなも歌い、一緒に音楽を楽しみました。
演奏のあとには、「すごくきれいでした」「ありがとうございました」とたくさんの子どもたちが嬉しそうに話しかけていました。「きれいなメロディーを弾くときに意識していることはなんですか?」と真剣に質問をする子もいました。卒業生の姿は、子どもたちの憧れです。

今日は1年生の音楽の授業の日だったので、そこでもバイオリンを演奏してくれました。
美しい響きにみんなうっとり。短い時間でしたが、とっても素敵な時間でした。
ぜひまた演奏をしに来てください♪これからのご活躍をお祈りしています。

全校授業研究会

全校授業研究会は、教員全員が同じ授業を参観し学び合う研究会です。子どもたちと同じように、教師も子どもたちの姿から学び続けていきたいという願いを持ち、全教員が一人ひとりの子をじっくりと観察します。授業の中での子ども同士の関わり、教師と子どもの関わり、子どもと教材との関わりを観察することを通して一人ひとりの学びの姿を知り、研究主題「問いつづけ ともに生きる」に迫っていきたいと考えています。今回も指導講師として早稲田大学の小林宏己先生をお招きしました。

5年3組の社会科の授業では、持ち寄った米袋から米の産地を調べ、ランキングを作りました。さらに白地図にまとめ、そこから気づいたことを出し合い、北海道や東北地方が多いわけを考えました。

ワークショップ形式の協議会では、数人の教師で机を囲み、考えや気付きを書いた付箋を手に語り合い、グルーピングしながら模造紙にまとめていきました。子どもの姿を語り合う中で、自分の見えていなかった子どもの姿を学び、それぞれが実践をふりかえる機会となりました。研究会での学びを日々の授業にいかし、子どもたちに返していきたいです。

60周年巨大ポスターづくり

カリタス小学校創立60周年を記念して、巨大ポスターを作成しました。コパンを中心に、10名の参加者が集まりました。

前日からの台風で、登校ができるかどうか心配でしたが、当日は、雨も小降りになり、午後には快晴となりました。
子どもたちは、デザインを見ながら、「ここもっとこの色を足した方がいいんじゃない」「ここにも手形が必要だよ」とアイデアを出しながら、声をかけ、学年を超えて協力する姿が見られました。

参加した子どもたちは、手のひらの絵の具の感覚が気持ちいいようで、笑顔が絶えませんでした。靴下まで絵の具でカラフルになってしまいましたが、「いいデザインでしょ」と笑っていました。さすが、カリタスっ子ですね。

今回のデザインは、「C」で「60」を包みました。60年のカリタス小学校の歴史を包もうというイメージです。そして、手形で、花や木の葉をつくりました。「手」は、「手をつなぐ」「手を組む」「手を結ぶ」という言葉があることから、協力をイメージしています。色をたくさん使った意図は、「多様性」です。つまり、このポスターには、「カリタスの60年の歴史を大事にして、一人ひとりが手をつなぎ、一人ひとりの違いを認めよう」という意味を込めました。

体育館ステージに飾っていますので、学校に来校された際には、ぜひ、ご覧ください。