60周年巨大ポスターづくり

カリタス小学校創立60周年を記念して、巨大ポスターを作成しました。コパンを中心に、10名の参加者が集まりました。

前日からの台風で、登校ができるかどうか心配でしたが、当日は、雨も小降りになり、午後には快晴となりました。
子どもたちは、デザインを見ながら、「ここもっとこの色を足した方がいいんじゃない」「ここにも手形が必要だよ」とアイデアを出しながら、声をかけ、学年を超えて協力する姿が見られました。

参加した子どもたちは、手のひらの絵の具の感覚が気持ちいいようで、笑顔が絶えませんでした。靴下まで絵の具でカラフルになってしまいましたが、「いいデザインでしょ」と笑っていました。さすが、カリタスっ子ですね。

今回のデザインは、「C」で「60」を包みました。60年のカリタス小学校の歴史を包もうというイメージです。そして、手形で、花や木の葉をつくりました。「手」は、「手をつなぐ」「手を組む」「手を結ぶ」という言葉があることから、協力をイメージしています。色をたくさん使った意図は、「多様性」です。つまり、このポスターには、「カリタスの60年の歴史を大事にして、一人ひとりが手をつなぎ、一人ひとりの違いを認めよう」という意味を込めました。

体育館ステージに飾っていますので、学校に来校された際には、ぜひ、ご覧ください。

3年生 書道

前校長の内藤先生にご指導いただき、書道の授業を行いました。初めての書道では大きく「十」を書き、体を動かして字を書くことを学びました。墨汁に筆をつけることにもうれしさを感じている様子で、つけた瞬間は子どもたちの歓声が広がっていました。

内藤先生に書いていただいた一人ひとりの名前を大切そうに受け取っている様子はとても微笑ましく、子どもたちは皆真剣な表情で、そして楽しく初めての書道を体験していました。

5年生 卒業生とのオンライン交流

卒業生とオンライン交流をしました。幼稚園・小学校・中学高校までカリタス学園に在学をして、現在大学2年生の先輩です。幼稚園からカリタスの外国語教育に触れ、語学が大好きになったそうです。中でもフランス語に魅せられ、海外を旅していたときに「今後100年間で世界中にある7,000語のおよそ半分の言語は消滅してしまう」という何とも恐ろしい状況を知り、居ても経っても居られなくなってしまったそうです。この言語消滅の危機を何とかできないだろうか!と立ち上がり、失われて行く前に自分の手で、世界中で使われている少数言語がこの地球上に存在していた事実の証を残すべく、世界一周で言語を記録保存する活動に立ち上がったのです。そして、大学2年生に進級する前の春、単身でカナダ、メキシコ、アフリカに渡って言語記録に奮闘してきました。

先輩は今、西アフリカのセネガルで活動をしています。今日は活動の発端・活動の内容・今後の予定などを聞きました。「小学校の頃の自分は、勉強や運動等色々な部分で自分と人とを比べて自分に自信が持てなかったです。でも、今は『人は人、自分は自分』ということが分かるようになり、一人で世界を巡りながら自分にとても自信が持てるようになりました。色々な国へ行き、色々な人と出会って自分が凄く成長できているなと感じています。」ということも話してくれました。

今後も時々オンラインで繋がって、世界一周の活動の話を伺う予定です。