「絵本とコラボ給食」⑤

「絵本とコラボ給食」5回目です。今回紹介する本は、『ドーナツのあなのはなし』です。
ドーナツといえば、真ん中に穴がいている特徴的な形をしています。でも一体、どうしてあんな形になったのでしょう?そこには一人の船乗りが関わっていたようです。ドーナツ誕生のエピソードが語られていますので、是非読んでみてください。

今回の給食では、「ドーナツ」を手作りし、秋に旬をむかえるさつまいもを使いました。さつまいもは1600年頃ごろに中国から今の鹿児島県である“薩摩”にやってきました。そのため、「さつまいも」と呼ばれるようになりました。子どもたちはドーナツが大好きです。美味しそうにかぶりついていました。

2年2組 日本聾話学校との交流

今回カリタスに来てくださったのは日本聾話学校のお友だち(1年生4名と2年生5名の9名の児童)です。手話を使うことよりも相手を大切な存在と認識することで言葉を発することを基盤に置いている学校の子どもたちと出逢ったのです。

生きた言葉を交差させ、それを互いに読み取る豊かなひと時でした。読書の読み聞かせ、学校探検、動物との触れ合いに目を輝かせる両校の子どもたちです。静寂の中で生まれる言葉が互いの気持ちを引き出し合う温かな時間でした。

6年生 劇みてトーク

今日は、劇団プラタナスさんと新百合アートセンターさんによる「劇みてトーク」が行われました。

「劇みてトーク」はその名の通り、観劇のあと、その劇について演者と対話をする催しです。「身近にあるゴミから環境問題を考える」「友だちや役者との対話を通して体験を深める」ことをねらいとして行われました。

まず、劇団の方による「Is it garbage or…?」という劇を観ました。赤・緑・黄・青のキャラクターが和気藹々とゴミを集める場面を主として展開されましたが、最後のシーンでは処理場に貯められたおびただしい量のゴミの映像が流れ、「これ以上島を汚さないで」というメッセージが込められた場面に心を打たれました。

劇の後のトークでは、「もし、自分がもう一人の登場人物になるとしたら、何色になって、みんなで何をしたい?」「この劇のタイトルに別のタイトルをつけるとしたら?」といった問いが投げかけられました。「ゴミの島の女の子~あなたならどうする~」「それ、いる?いらない?」などと子どもたちも考えて答えていました。

劇団プラタナスさんや新百合アートセンターさんには、昨年度から様々な学年がワークショップでお世話になっています。今回も素敵な企画をありがとうございました。