ESA(アジア教育支援の会)の辻さんをお招きして、子どもたちの念願だったお料理を教えていただき、一緒に作りました。
自分たちがしおむすび募金を送って支援しているバングラデシュの子どもたちが普段食べている料理、キチュリとチャパティを作りました。
キチュリはカレー風味の豆と米のお粥で、チャパティは小麦粉を丸く薄くのばして焼いたナンのようなパンです。お鍋で玉葱を炒めてお米と豆を入れ、キチュリをぐつぐつ煮込んでいる間に、チャパティの生地をこねてしばらくねかせました。それを手と麺棒でのばして、フライパンでかるく焦げ目がつくまで両面あぶり、最後は直火にあてて、ぷうっと膨らませるのです。うまくできた子どもたちから歓声があがっていました。
キチュリの味付けはクミン、コリアンダー、ターメリックなどのスパイスをミックスしました。
とても楽しく、そして美味しくできあがりました。作るのも手際よくがんばっていましたが、片付けまできれいにできたことも良かったです。
レシピをいただいて、みんな「お家でもチャレンジしてみたい!」と言っていました。先生方も試食してくださいました。「美味しい」「辛みが大人の味だった」「スパイスが効いている」と大変好評でした。
これから、食品サンプルとしてもキチュリとチャパティを表現したいと思っています。
辻さんと一緒にランチルームで給食をいただき、色々お話をすることもできました。辻さんにはこんな素敵な時間を作っていただいて感謝の気持ちでいっぱいです。待降節の始まりはとても良い時間になりました。