「絵本とコラボ給食」①

秋も深まり、ゆっくりと読書をするのにぴったりの季節がやってきました。カリタスの図書館では、11月は読書週間の一環として、今年から始まった給食をヒントに「料理」をテーマにした本の紹介をしています。この「読書週間」に合わせて、今月は「絵本とコラボ給食」を実施することなりました。全部で6回、本の中で紹介されている料理が給食のメニューになります。本に出てくる料理がどんな味なのかを想像しながら、給食を楽しむ企画です。

11月7日はその第1回目です。取り上げる本は『はらぺこあおむし』です。食いしんぼうのあおむしが、葉っぱだけでなく、果物やアイス、ぺろぺろキャンディーなど、いろいろなものを食べて、蝶になるまでのお話です。あおむしが食べたあとには穴があいているなど工夫がこらされたしかけ絵本でもあります。

その日の給食では、いろいろと出てくる食べ物の中から、「カップケーキ」を給食室で一つひとつ手作りして提供しました。そして、この絵本を書いた、エリック・カールさんがアメリカ合衆国の出身であることから、アメリカの混ぜごはん「ジャンバラヤ」も給食に出ました。スパイスとトマトの味わいが特徴的なアメリカの郷土料理でとても美味しかったです。

留学生との交流

本日、フランスからカリタス女子中学高等学校に留学している3名の高校生が、4年生の授業を見学しに来ました。

音楽の授業では、リコーダーと歌唱で日本伝統の「もみじ」を落ち着いた雰囲気の中で聞いてもらいました。留学生はゆったりとしたリズムに身体を揺らし、一つ一つの音を感じてくれました。

理科の授業では、温度によって水の高さが変わるのかを実験しました。試験管を握って温めたり冷やしたりすることで変化があり、実験結果にみんなで驚きました。

体育の授業では、アスレティック・フェスティバルで披露した6年生の旗の演技を一緒に見ました。そして、4年生・留学生チーム対6年生チームでドッジボールをしました。途中からボールの数が増え、必死に投げたり逃げたりして良い汗をかきました。

短い時間ではありましたが、留学生の皆さんにとって実りある時間になっていれば幸いです。また、4年生の児童にとっては、知っている英語やフランス語を使って話したり、一緒に過ごしたりして、言葉や文化を知ることのできた貴重な時間になりました。

待ちに待った!CARITAS Athletic Festival 2024!!

秋晴れの青空のもと、CARITAS Athletic Festival 2024(以下、“アスフェス”)が開催されました。暑さを感じるほどに強い日差しが照っていましたが、カリタスの子どもたちはきらっきらっとかがやかしい笑顔で、熱く盛り上がっていました。

プログラム序盤の応援合戦では、「フレフレ白組!フレフレ青組!フレフレ赤組!」と互いにエールを送るコールがあったり、各学年の演技では3色が一体となって動きをシンクロさせたり・・・。一方で徒競走やリレー、団体競技では一人一人自分の持てる力を存分に発揮し、子どもたちはそれぞれの競技でいろんなドラマを経験することができました。

また、閉会式が終わった後もドラマは続きます。各色別れを惜しむかのようにすぐには教室へは戻らず、しばらく校庭に残って応援団とその色のチームでつかの間のひとときを過ごすのでした。

これからも“アスフェス”が、子どもたちにとってかけがえのない特別な一日となりますように。