卒業式

コロナウィルスの感染予防のために、今月2日から休校、そしてそのまま春休みに突入となってしまったカリタス小学校。学校の主役の子ども達がいない学校は、しーんと静まって寂しい毎日です。

そんな中ではありましたが、本日、第52回の卒業式を執り行うことができました。コロナウィルスの影響を考慮して在校生の参加はありません。一人ひとりの座席の間隔もすこし開け、全員マスク着用といういつもとは違う風景の中での卒業式です。でも、卒業生の保護者の方々と教職員で、心に残る卒業式にしようと集まりました。
式では、106名の卒業生が一人ひとり校長先生から卒業証書を手渡されました。いろいろな学校で卒業式に苦慮されているようですが、この「一人ひとりに」というのは、カリタス小学校として大切にしたいところで、「あなたはここに居ていいのよ」「一人ひとりの存在を大切にする」、その最後の場面だからこそ…とこういう形を取りました。壇上に上がった一人ひとりの顔には、六年間の成長の跡が見られて嬉しく思います。式の最後、いつもなら在校生の中を通っての退場ですが、今日は教職員で花道を作って送り出しました。

卒業生の皆さん、大変な1年ではありましたがよく頑張りました! 卒業、おめでとう!