震災から5年が経ちました。が、被災されて福島から東京に避難している方たちがまだたくさんいらっしゃって、不安で不自由な生活を続けておられます。歌声を届けることで、その方たちに少しでも元気になっていただきたいと、3月6日、四ッ谷のニコラ・バレ修道院で行われた「祈りの集い」に、4,5,6年生有志の人たちが参加しました。この集いは、田園調布雙葉の高校3年生のみなさんが企画、運営していて、3年前からカリタス小学校の児童も一緒に参加させていただいています。マーガレットクラブ、合唱クラブ、聖歌隊、それから、歌が好きでこのボランティアの趣旨に賛同してくれた人たちが集まってくれました。昨年卒業した中学生のお姉さんも二人、応援に来てくれました。みんなで毎日少しずつ集まって歌の準備をしました。
当日子どもたちは、祈りを捧げ、カリタス中学校のお姉さんや田園調布雙葉高校3年生のお姉さんたちと一緒に、被災地や被災者の方たちに思いをよせて精一杯歌ってきました。「歌うことで皆さんが笑顔になっていただけて嬉しい」、「心を通わせることができたと思う」「これからも震災のことを忘れない」「お祈りすることなど毎日できることを続けたい」と、感想に書いていました。神さま、これからも被害にあった多くの方々が、一日、一日希望を持って、笑顔で元気に過ごしていくことができますように。
演奏曲目
「私をお使いください~マザーテレサの祈り」
「神さまといつもいっしょ」 (手話歌)
「花の冠」