12月1日から待降節の第一主日に入りました。
カリタス小学校では、待降節の集いが行われました。学園チャプレンの保久神父様からは、聖書の「目を覚ましていなさい」という言葉より、待降節の意味についてお話をいただきました。
「クリスマスは、イルミネーションやケーキ、プレゼントを楽しむ日だけではありません。その本当の意味は、神が私たちを深く愛してくださり、その愛の証としてイエス様がこの世に誕生されたことに感謝し、お祝いすることです。待降節は、その日を迎えるための心の準備をする大切な期間です。その心の準備とは、単に自分のために心を整えるだけではなく、「目を覚ましていなさい」という聖書の言葉のように、心の目を開き、自分の周りに目を向けることです。家族や友人、先生、周囲の方々に感謝し、自分がその方々のためにできることを考え、行動してみましょう。「イエス様ならどうするだろう?」と考えながら行動することで、他者への感謝の気持ちが芽生え、他者の喜びが自分の喜びになることを実感できるはずです。それこそが、イエス様にとって最高のプレゼントであり、私たちが目を覚まして迎えるべきクリスマスの姿です。」~保久神父様~
神父様の話を聞き、待降節の間に、クラスや友だちのために自分が取り組みたい“行い”を考え、アドベント・プラクティスのカードに書きました。
聖歌隊の澄んだ歌声とハンドベルの優しい音色が美しく響き渡り、全校児童が静かに心を落ち着け、主の降誕を待つための心の準備をすることができました。