児童造形展

第50回 神奈川県私立小学校 児童造形展

 2月22日(木)〜 26日(月)そごう美術館で開催されました。今回は、50回の節目にあたり「児童造形展50回の歩み」として今までの児童造形展のポスターを展示したり、記念冊子を閲覧できるようになっていました。カリタス小学校は、初回から造形展に全て参加していて歴史を感じる事ができました。今回、本校の学習発表会と会期が重なったため出品数少なめの参加となりましたが、1年生から3年生は、折り紙大の色画用紙にオリジナルの紙を好きな形に切って貼ったかわいい作品を1年と2年の組合せ、2年と3年の組合せにしてタイルのように市松に飾って発表しました。1年生は、自分の「大好きなもの」をハサミで切って形を作りました。2年生は絵の具で点と線を抽象的に描いた紙を自由な発想で貼り合わせた作品をカラーとモノクロで表現しました。3年生は紙版画で動物などの生き物をカラフルなインクで刷った作品です。4から6年生は、壁面に図画を展示しました。4年生は、「大好きな物語」「ゆり」の絵と「初めての木版画」を、5年生は、「花鳥画ミニ屏風」「アルチンボルドの様に描いた肖像画」、6年生は「化石発掘」の力作を展示しました。

クリスマスミサ


 待降節に1本ずつ火を灯してきたろうそく。ついに4本目に火が灯り、カリタス小学校ではクリスマスミサの日を迎えました。

 厳かな雰囲気で始められたミサは、聖書の朗読、聖歌、聖劇でイエス様のお誕生をお祝いします。

 ミサの中で学園チャプレンの保久神父様が、クリスマスに贈り合うプレゼントのお話をしてくださいました。プレゼントには必ずメッセージがあり、贈る人が相手を大切に思う気持ちが込められています。神様がわたしたちへのプレゼントとしてイエス様をこの世に贈って下さったのにはどんなメッセージがあるのか。一つは『みんなだいすきで大切だよ』というメッセージ。人間は誰しも愛されている存在であると神様が伝えてくださっているのだということ。二つ目はイエス様がひとりでは生きられない赤ちゃんの姿でわたしたちの元に来てくださったことから、『みんなで助け合いながら生きていく・力で相手をねじ伏せる必要などないのだ』というメッセージだと、低学年の子どもたちにも分かりやすい言葉でお話くださいました。

 保護者の方々、そして外部の方にも多くご参加いただき、たくさんの方々とクリスマスの喜びを分かち合い、神様からのプレゼントに感謝してクリスマスミサをお捧げすることができました。

待降節の集い2


 教会では、10日の日曜日に待降節の第2主日を迎えました。カリタス小学校でも、第1主日に灯されたろうそくに加え、2本目のろうそくに火が灯されました。

 カリタス小学校の2回目の待降節の集いでは、みんなで協力して1枚の絵になる点描画ならぬ「文字描画」を制作し、それが飾られました。

 また、聖歌隊の子どもたちがハンドベルとトーンチャイムを披露してくれ、その音色に合わせて全員で「もろびとこぞりて」を歌いました。

 校長先生は、「家でお客様をお迎えするとき」の例から、イエス様をお迎えする心の準備についてわかりやすく話してくださいました。「冷たかったりトゲトゲしたりしている気持ちでお迎えするのではなく、温かく優しいふわふわした気持ちでお迎えしてほしい。」

 この時期の私たちは、「シークレットサンタ」としてイエス様に仕えています。このシークレットサンタは、相手に幸せを与えるだけでなく、それによって自分も幸せになるという2重の喜びがあります。

 クリスマスまでにより多くの人が幸せを感じ、多くの人が温かく優しいふわふわした気持ちになれますように。