1年生 冬の多摩川たんけん

最高気温が10度に届かない、とっても寒い曇り空の下でしたが、1年生は真冬の多摩川たんけんに出かけてきました。子どもたちがあまりに寒がるようだったら、早めに活動を切り上げることも…と考えていましたが、そんな心配はご無用!今日も元気いっぱい、冬の多摩川に夢中になって、あっという間に時間が来てしまいました。
真冬の多摩川は、夏や秋からガラッと姿を変え、小川や池はほとんどなくなり、一番大きかった池が小さな沼として残っているだけ。沼には野鳥の足跡も!賑やかな1年生の前には姿を現しませんでしたが、野鳥たちにとっても、多摩川はお気に入りの場所のようです。
子どもたちが大好きな小川や沼が少なくなって、子どもたちは何をして遊んだのかというと…。秘密基地作りに土手滑り、中には地面に埋まった大きな石をひたすら掘り起こしていたり、土手から小川に水路を作って水を流したり、「木登りの木を作るんだ!」と砂地に流木を立てるのに夢中になっていたりしていました。子どもたちはみんな、そこにあるもので時間いっぱい夢中になれる「遊びの天才」です。でも、それもこれも、決して「無理だよ」「だめだよ」と言わずに、最後まで付き合ってくださるお父さん先生、お母さん先生がいるからこそ。子どもたちが安心して冒険できる、そのダイナミックな活動を支えてくださることをつくづく有り難く思いました。

1・2年生 チューリップの鉢植え

 

12月に入って急に気温が下がって冬らしい日が続く中、1年生と2年生は、来年の春に入学してくる新1年生を迎えるために、一人一つずつ植木鉢を準備し、チューリップの球根を植えました。去年、1年生のために、同じようにチューリップの球根を植えて準備をしてくれた2年生が、1年生一人ひとりについてくれて、植木鉢の土の入れ方や花の苗と球根の植え方を優しく教えてくれました。毎年、カリタスではこのようにして、2年生が1年生と一緒に準備します。今はまだ、学校で一番小さな学年の「1年生」ですが、来年の4月には、一つお兄さんお姉さんとなって、新入生を迎える立場になります。そして、新入生のお世話をしたり教えてあげたりする立場になります。
コロナ感染拡大がなかなか収束しない中で、残念ながら来年度入学してくる新1年生の「一日入学」は中止となってしまいましたが、カリタスの子どもたちはみんな新入生に会えるのを楽しみにしながら、迎える準備を少しずつ始めています。
新入生を迎える準備をしていくことで、お世話をしてもらう立場からお世話をする立場へ、1年生の子どもたちも少しずつお兄さんお姉さんになっていきます。

1年生の動物がやって来ました!

火曜日、福田牧場から1年生のところに、ヤギ1頭とヒツジ2頭がやって来ました。
朝、到着したトラックの荷台の隅っこで身を寄せ合って、こちらをじーっと見つめていた3頭。賑やかな学校に連れてこられ、とっても不安そうでした。
一方、待ちに待った動物たちがやって来て、興奮気味の子どもたち。牧場主の福田さんに、「お世話を頑張ります!」と約束して、動物たちとようやくのご対面。どの子もとっても嬉しそうでした。
初めてのお散歩も、ヤギや羊を真ん中にして、1年生の子どもたちの集団がおだんごのように動きます。昨日は、子どもたちにとっても動物たちにとっても、刺激的な一日でした。みんなも動物たちもすごくくたびれたことと思います。
これから毎日、土日のお休みもなく、動物たちのお世話があります。ようやくカリタスの1年生らしい生活の始まりです。少しずつ、ヤギと羊たちも、カリタスの生活に慣れていってくれるといいですね。そのために、1年生みんなで、愛情込めてお世話を頑張っていきたいと思います。