1年生 秋祭りに向けて


 1年生は9月末に秋祭りを行うため、その準備に大忙しです。9月に入ってすぐ、マーブリングの練習を始めました。秋祭りで使う、うちわに模様をつけるためです。ペアの6年生の分も作りました。これから6年生と一緒に仕上げをする予定です。

 子どもたちは、各クラス出店を決めて、準備を進めています。眼鏡屋さん、ヨーヨー屋さん、花屋さんなどまだまだたくさんあります。全て手作りなので失敗もありますが、その試行錯誤が何より大切なのです。どんな品物ができるのか、私達教師も楽しみにしています。

 食べ物のお店は、毎年「カリタス父親の会」の皆様にご協力を頂き、フランクフルト、綿菓子、菓子パンを準備しています。お父様方も子どもたちとの触れ合いをいつも楽しみにして下さっています。その他にも力仕事を全て引き受けて下さり、頼もしい存在です。

 子どもも、教師も、保護者も、父親の会の皆様も、この日を心待ちにしています。

1年生 第4回多摩川探検


 夏のような暑さはなく、真っ青な空が広がる中、1年生は第4回目の多摩川探検に出かけました。子どもたちの胸まである草が一面に広がる中、そこをかき分け、虫を探して子どもたちは駆け回りました。10cm以上もあるトノサマバッタを見つけた子どもは大喜びで見せてくれました。河原では石投げ・温泉作り・魚取り。花を見つけて色水を作ったり、シートをもって土手滑りをしたりする子どももいました。沼にはザリガニやカメがいて、大人も子どもも必死になって捕りました。虫やキラキラした石、色水や花など、たくさんのお土産を持って、学校まで戻ってきました。

 今回の探検も、子どもたちがやりたいという活動を、お父さん・お母さん先生が側で見守り、時には一緒になって活動を共にして下さったおかげで充実したものとなりました。虫取りをお願いされれば、必死になって虫を追いかけるお父さん先生。「私も捕って」という子が続出しても、笑顔で引き受けて下さいました。温かい雰囲気に囲まれ、子どもたちは伸び伸びと活動することができました。

1年図工 ひまわりの絵


図工では「考えることでアイディアを創り出し、ひらめき脳を作る」ことを大事にしています。子どもたちは上手下手を意識しますが、図工は想像を楽しむ教科なので「こうしてみたい」という思いを表現できれば、どの作品も素晴らしいのです。

 今回は初めて絵の具を使って、総合で育てた「ひまわり」を描いてみました。花壇のひまわりの全盛期は夏休みで、現在は枯れかけています。でも夏休み、お日様の方を向いてぐんと伸びていたひまわりを、動物当番に来ていた子どもたちはその都度観察しています。写真を見せたり、外に出て手触りを感じながら、「元気に育つひまわり」を描いてみました。子どもたちと約束したことは1つだけ。「筆を下から上に動かしてひまわりの生長と同じように描くこと」です。大きな模造紙に立って描きました。下から描くので紙が足りなくなる子どももいて、付け足して描いていきました。色も自分で作り、また重ね塗りもできました。オープンスペースに飾った翌日、登校してきた子どもたちが「うわあ、ひまわりのお花畑にいるみたい」と感想を口々に述べていました。紙の大きさにとらわれない、ダイナミックな作品作りができました。