低学年演技「みんなでオトノナルホウヘ」(運動会)

2015/05/14(木)
 今日から特別時間割がスタートしました。その先陣を切って低学年の演技練習が、校庭を使って行われました。今年は「あいうえおんがく&オトノナルホウヘ」という2曲で1・2年生が演技をします。
 今日の練習は朝から暑い日差しの中、6クラスがそれぞれの立ち位置を確認することがメインでした。曲毎に変わる隊形移動は、低学年の児童にとって覚えるのに一苦労。それでも小さな身体を一杯に動かしながら、音楽が流れだすと元気に演技をしていました。

マリア祭

 爽やかな風と新緑が美しい5月は、マリアさまの月。
マリアさまの素直で優しく強い心にならおうと、毎年5月にマリア祭を行っています。今年度も、ESAアジア教育支援の会から辻さんをお招きし、支援している里子たちの現状について教えていただきました。
 インド・ダージリンにある紅茶農園に、私たちが支援している里子たちのグループがあります。その学校で親元を離れ、寮生活をしている7歳の女の子の話を聞きました。お話を聞いて子どもたちと考えたことは、「里子たちのために、募金以外でも何かできることはないか」ということです。

・ダージリンとゆうくににいる女の子がつらそうに生きているのをみてすごくしんぱいしました。マリアさま、わたしたち日本のにんげんたちにできることをさがしています。どうかわたしたちにできることをおさがしください。(1年)

・つじさんのお話を聞いて、私でも出来る事が分かりました。なので、私は今やっている事はもちろん、本をつくったり、里子達のお母さんが作った紅茶を買ったり駅などでやっている募金活動に協力をしたいです。そして、大人になったらインドなどに行き、直接支援をしたいです。(4年)

・私は今まで特に何も思わず、「募金の日だから」とお金を募金箱に入れていました。でもそれは、本当に支援しているのか、里子のために心を込めて募金しているのか。募金はしているけど他の生活態度は、里子たちを考えているのか…。そんなことが頭に巡りました。(6年)

 貧しさを次の世代に引き継がせないために、誰からも盗まれない、そしていくらでも分かち合うことのできる知識を教育によって得ることが、里子たちに一番必要なことです。私たちが当たり前のように得られている教育の機会が、いかに大切なものなのか、改めて考えさせられました。

第1回 男子保護者の会

 昨日、小学校に入学をされた1年生の男子保護者の方々を迎えて、今年度初めての「男子保護者の会」が開催されました。
 『第1回男子保護者の会』は、この春カリタス小学校を巣立った男子保護者の皆様方から話を伺うことが大きなねらいです。毎年、本校での6年間の学びや進学についての経験談(塾と学校の両立・進学校選択・受験日までの過ごし方)について具体的にお話をしていただいています。
 今回も7名の保護者の方が来校してくださり、受験というハードルを家族全員でどのように乗り越え、一つの結果を導いていったのかという大変貴重な7通りの体験談を聞かせていただきました。語りながら涙を流されたお母様、またその語りを聴きながら涙を拭われているお母様。それぞれ、同じ学舎に通わせている者同士だから、涙の意味が伝わるのでしょう。
 卒業生保護者の方の体験談の後は、6グループに分かれ卒業生の保護者の方にも加わっていただき、男の子の子育てや学校での過ごし方などについて分かち合いの時間をとりました。予定を大幅にオーバーしても、なおもグループでの話が尽きない男子保護者会となりました。